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2020.10.16

拓大と日体大が2階級制覇、塩谷優(拓大)が1年生王者へ…2020年全日本大学グレコローマン選手権・第1日

今年初の大学生の大会。感染対策に細心の注意を払い、無観客で行われた

 今年最初の大学の大会となった全日本大学グレコローマン選手権は10月15日、東京・駒沢体育館で開幕。5階級の1回戦から決勝までが行われ、拓大と日体大が2階級ずつ優勝。大学対抗得点では、拓大が33.5点をマークし、日体大に1.5点差をつけてリードしている。3位は専大で25点。

 拓大は、55kg級で昨年の全日本選手権2位の塩谷優が、4試合中3試合で第1ピリオドのテクニカルフォール勝ちをマークし、大会史上13人目の1年生王者へ。60kg級は全日本選手権3位の清水賢亮が5試合をフォールかテクニカルフォールで勝った。

 日体大は72kg級決勝で全日本王者の日下尚が3連覇を目指す前田明都(専大)を破り、初の学生タイトルを獲得。77kg級を昨年の学生王者の下山田周が制した。

 97kg級は、フリースタイル92kg級の全日本王者の大津拓馬(山梨学院大)が決勝で横田裕大(立大)をテクニカルフォールで撃破。グレコローマンで初の全国タイトルを獲得した。横田は、両スタイルの全日本大学選手権を通じて立大の選手として初めてメダルを手にした。

 各階級の成績は下記の通り。(撮影=矢吹建夫)

豪快なリフト技を武器に、1年生王者に輝いた55kg級の塩谷優(拓大)

日本グレコローマン史上、最年少の全日本王者の意地を見せて栄冠を手にした日下尚(日体大)

お知らせ
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55kg 60kg級 72kg級 77kg級 97kg級

 【大学対抗得点】

[1]拓大 33.5点、[2]日体大 32点、[3]専大 25点、[4]山梨学院大 15.5点、[5]早大 12点、[6]日大 11.5点、[7]明大 11点、[8]日本文理大、立大  9点

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 【55kg級】=13選手出場

 ▼決勝
塩谷優(拓大)○[Tフォール、1:17=8-0]●加藤万豊(明大)

 ▼3位決定戦
荒木瑞生(九州共立大)○[6-2]●駒井大輝(近大)
岡本景虎(専大)○[Tフォール、1:13=8-0]●大倉舜也(福岡大)

 ▼準決勝
加藤万豊(明大)○[7-1]●駒井大輝(近大)
塩谷優(拓大)○[Tフォール、0:33=10-0]●大倉舜也(福岡大)

《7・8位順位》[7]松本健新(神奈川大)、[8]榊原凌我(国士館大)

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 【60kg級】=21選手出場

 ▼決勝
清水賢亮(拓大)○[6-1]●河名真偉斗(専大)

 ▼3位決定戦
稲葉海人(日体大)○[負傷棄権、0:03]●神田優人(中京学院大)
佐々木風雅(日大)○[7-3]●穴田禅侍(法大)

 ▼準決勝
河名真偉斗(専大)○[Tフォール、1:30=8-0]●神田優人(中京学院大)
清水賢亮(拓大)○[フォール、4:17=5-0]●穴田禅侍(法大)

《7・8位順位》[7]椎葉桂己(中大)、[8]福田悠李(大東大)

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 【72kg級】=10選手出場

 ▼決勝
日下尚(日体大)○[3-1]●前田明都(専大)

 ▼3位決定戦
北條良真(神奈川大)○[7-0]●永松麗(徳山大)
稲葉洋人(青山学院大)○[6-0]●松居俊伍(慶大)

 ▼準決勝
前田明都(専大)○[5-3]●北條良真(神奈川大)
日下尚(日体大)○[Tフォール、2:30=8-0]●松居俊伍(慶大)

《7・8位順位》[7]今村大地(日大)、[8]原田真吾(育英大)

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 【77kg級】=20選手出場

 ▼決勝
下山田周(日体大)○[6-3]●菅原魁一(日本文理大)

 ▼3位決定戦
山倉孝介(早大)○[9-3]●横山凛太朗(山梨学院大)
水口竣介(拓大)○[Tフォール、4:48=9-1]●渡辺慶二(日大)

 ▼準決勝
菅原魁一(日本文理大)○[6-1]●山倉孝介(早大)
下山田周(日体大)○[Tフォール、0:43=8-0]●渡辺慶二(日大)

《7・8位順位》[7]山崎然生(明大)、[8]宮田大地(育英大)

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 【97kg級】=18選手出場

 ▼決勝
大津拓馬(山梨学院大)○[Tフォール、2:00=9-0]●横田裕大(立大)

 ▼3位決定戦
山崎祥平(早大)○[Tフォール、2:15=8-0]●山本壮汰(拓大)
山中彬(中大)○[Tフォール、2:30=10-2]●市原元飛(大東大)

 ▼準決勝
大津拓馬(山梨学院大)○[7-2]●山崎祥平(早大)
横田裕大(立大)○[2-2]●山中彬(中大)

《7・8位順位》[7]仲里優力(日体大)、[8]木村海騎(専大)







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