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2020.10.19

【2020年全日本大学グレコローマン選手権・特集】立大から初の銀メダル! 卒業後はプロレス入りを目指す横田裕大(97kg級)

負けたため表情は今ひとつだが、立大から初のメダリストとなった横田裕大=撮影・矢吹建夫

 今年初の学生の大会となった全日本大学グレコローマン選手権。97kg級は、東日本学生リーグ戦では二部リーグに所属する立大の選手が決勝のマットに立った。フリースタイル92kg級で昨年12月の全日本選手権にも出場した横田裕大(4年=埼玉・埼玉栄高卒)。

 決勝の相手は、全日本選手権で負けている大津拓馬(山梨学院大)。グレコローマンの新人選手権での優勝経験もある大津に一日の長があり、テークダウンを奪われた後、“ローリング地獄”にはまってテクニカルフォール負け。同大学初の王者誕生はならなかった。

 昭和30年代には全日本学生選手権のチャンピオンも誕生した立大だが、両スタイルの全日本大学選手権でファイナルのマットに立つことは初の快挙だ。

 「リベンジしたい、という気持ちで挑んだのですが…」と無念そうな横田。大津は昨年、全日本王者に輝き、アジア選手権でも2位までいった実力者。そのローリングは強烈だった。グラウンドを守ることが必要ということは分かっていて、ローリングの防御に必要な“体のずらし”をやったつもりだったが、「ずらせていないんですね…。意識していても、返されてしまった。もう少し守りたかった」と言う。

部員が少なくても強くなれることを証明

 二部リーグの選手としては珍しく、この大会にも1年生の時から出場、両スタイルに取り組んできた選手だ。「どんな組み合わせでも勝つつもりでいましたが、今年は組み合わせがよく、このチャンスを何として生かしたい、と思った」という気持ちで挑んだ。

強烈だった大津のローリング。今回は完敗だったが…=同

 東日本学生選手権での優勝はあるものの、「全国」や「全日本」がつく大会での決勝進出は初めて。もとより、一部リーグの大学に対しての反骨心があった。「部員が少ないチームでも強くなれるんだ、ということを証明したかった。決勝の舞台に上がれたことは、よかった」と、持ち続けてきた気持ちを出せ、立大の存在をアピールできたことには充実感がある。

 負けてみると、「悔しさがありますね…」とのこと。レスリングは卒業でピリオドを打つ予定なので、この悔しさを、全日本選手権を含めた卒業までに出場する大会で「晴らしたい」と気持ちを新たにした。

 もっとも、闘うことを終えるつもりはなく、小さい頃からの夢だったプロレスラーの道を目指したいという。進むなら、新日本プロレスなどのメジャーの団体。「子供の頃から見ていましたからね」。具体的に“就職活動”したり、スカウトの話が来たりしているわけではないが、認めてもらうためにも、全日本選手権での奮戦が必要だろう。

 「いい成績を残して、永田さん(裕志=日体大~新日本プロレス)にアピールする?」との問いに、「そうなればいいですね」-。プロレス界での立大卒業生としては、藤波怜於南(藤波辰爾の長男)がいるが、レスリング部出身選手はいない。レスリング界に“立大旋風”を巻き起こし、日大や専大のOBが幅をきかすプロレス界に殴り込みをかけられるか-。







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