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2020.12.07

西日本学連が不審者を確保、大阪府警へ引き渡す

 西日本学連、お手柄-。日本オリンピック委員会(JOC)ほかが全競技団体に向けて盗撮や不適当な写真のSNS掲載の防止に取り組む中(関連記事)、12月6日に大阪・堺市金岡公園体育館で行われた西日本学生秋季リーグ戦最終日で連盟役員が会場内で不審者を見つけ、大阪府警に引き渡した。

盗撮男が現れた西日本学生秋季リーグ戦開催の堺市金岡公園体育館

 午前の部が終わったあと、制服姿の警官数名が体育館に姿を見せ、外にはパトカー。盗難があったと思った人もいたようだが、盗撮の疑いのある男の身柄確保だった。無観客の大会であるため一般の人は会場に入れないが、カメラを持ち歩いていた男がいて、学連役員が尋問したところ、しどろもどろの対応。

 撮影した写真には会場全体を写した写真もあって盗撮がどうかの判断は難しかったが、そもそも一般の人は入れない大会。大阪府警に連絡して身柄を引き渡した。男はパトカーで連れて行かれた。

 西日本学連や大阪府協会は、これまでにも大学の大会や全国高校生グレコローマン選手権などで動きがおかしい人を見つけ、警察に引き渡すことがあったという。リーグ戦は男子だけの大会だが、盗撮は女子選手が対象だけではないのが現実。レスリング界では、男の股間を目指して望遠レンズで撮影する“カメラマン”もいたし、長野・菅平で行われた男子の全日本合宿の公開練習では、取材に来た男から浴室に隠しカメラを仕掛けられたこともあった。

 同連盟の福田耕治会長は「JOCが盗撮に対して厳しい姿勢を見せる中、レスリング界の取り組みを示すことができてよかった」と話す。観客がいる大会では、観客席からわが子を撮影する保護者もいるが、「不審者は行動がおかしく、すぐに分かるんです」とのこと。同連盟には、何人もの不審者を挙げている“検挙のプロ”もいるとか。

 福田会長は、観客を入れる大会が復活しても「しっかりチェックいきたい」と、盗撮防止への取り組みを誓った。







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