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2020.12.11

【2020年全日本選手権・展望(20)】下山田培(警視庁)が若手の追撃を振り切れるか…男子グレコローマン67kg級

《大会要項》/ 《大会日程=各日の実施階級》


男子グレコローマン67kg級・展望(12月17日実施)

※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。

今年2月のアジア選手権で奮戦する下山田培(警視庁)

 昨年2位の下山田培(警視庁)に対し、同3位の上垣勇二(自衛隊)遠藤功章(東和エンジニアリング)が世代交代をかけて挑む。遠藤は昨年のU23世界選手権(ハンガリー)に出場して5位に入賞。上垣は昨年の国体を制するなど国内で地位を固めつつある。

 昨年の大会で63kg級世界王者の太田忍を破る殊勲を挙げた井ノ口崇之(自衛隊)が、どこまで上位に入れるか。昨年は優勝した高橋昭五(今年は72kg級に出場)にも5-7の健闘をしており、実力は十分。

 全日本大学グレコローマン選手権優勝の吉永信太郎(専大)、国体少年3連覇で11月の東日本学生選手権・新人戦優勝の曽我部京太郎(日体大)ら学生選手も続いており、熾烈な闘いが見込まれる。

《歴代優勝選手》=男子フリースタイル男子グレコローマン女 子


2019年全日本選手権 クリック

 ▼決勝
高橋昭五(警視庁)○[5-3]●下山田培(警視庁)

 ▼3位決定戦
遠藤功章(東和エンジニアリング)○[Tフォール、5:02=9-1]●小林大悟(拓大)
上垣勇二(自衛隊)○[6-1]●松井涼(レスターホールディングス)

 ▼準決勝
高橋昭五(警視庁)○[Tフォール、4:01=9-0]●遠藤功章(東和エンジニアリング)
下山田培(警視庁)○[フォール、1:18=7-0]●上垣勇二(自衛隊)


エントリー選手=8選手

※昨年のこの階級の全日本選手権1~3位以外はアイウエオ順

下山田培

遠藤功章

上垣勇二

曽我部京太郎

《2019年全日本選手権2位》
下山田 培(しもやまだ・つちか=警視庁)
1994年7月8日生まれ、26歳。茨城県出身。茨城・霞ヶ浦高~日体大卒。166cm。2020年アジア選手権5位

《2019年全日本選手権3位》
遠藤 功章(えんどう・かつあき=東和エンジニアリング)
1997年2月13日生まれ、23歳。埼玉県出身。東京・自由ヶ丘学園高~日体大卒。175cm。2019年U23世界選手権5位

《2019年全日本選手権3位》
上垣 勇二(うえがき・ゆうじ=自衛隊)
1997年11月4日生まれ、23歳。奈良県出身。奈良・大和広陵高卒。165cm。2019年国体優勝

井ノ口 崇之(いのぐち・たかゆき=自衛隊)
1996年2月7日生まれ、24歳。京都府出身。京都・廣学館高卒。160cm。2019年全国社会人オープン選手権優勝

曽我部 京太郎(そがべ・きょうたろう=日体大)
2001年7月3日生まれ、19歳。愛媛県出身。愛媛・今治西高卒。169cm。2019年国体少年65kg級優勝

田口 学容(たぐち・がくよう=中京学院大)
1999年3月8日生まれ、21歳。山梨県出身。山梨・農林高卒。167cm。2019年JOC杯優勝

堤 滋樹(つつみ・しげき=日体大)
2000年5月30日生まれ、20歳。静岡県出身。静岡・沼津城北高卒。167cm。2019年全日大学グレコローマン選手権2位

吉永 信太郎(よしなが・しんたろう=専大)
2000年3月8日生まれ、20歳。熊本県出身。熊本・玉名工高卒。159cm。2020年全日大学グレコローマン選手権優勝







2023年世界選手権/激戦の跡
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