国際オリンピック委員会(IOC)は3月10日、オンラインで総会を開催。会長選挙に唯一立候補したトーマス・バッハ現会長(ドイツ)の再選を決め、ホームページで発表した。信任投票が行われ、信任93、不信任1、棄権4で過半数の賛成票を得た。任期は、2期目となるため4年(1期目は8年)。東京オリンピック閉幕の翌日から2025年までとなる。
同会長は総会に先立ち、「現時点で東京オリンピックの開会式が7月23日に行われることは間違いない。オリンピックが開催されるかではなく、どう開催するかが焦点だ」と述べた。
その根拠として、2020年9月以来、270以上の主要なスポーツイベント、世界選手権、ワールドカップを開催している各IF(国際連盟)の優れた業績を挙げ、これらのイベントに累計3万人以上のアスリートが参加しているとしている。