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2021.04.12

イランが3階級で出場枠獲得、全6階級で東京へ…東京オリンピック・アジア予選/最終日(男子フリースタイル)

 

74kg級で出場枠を獲得したヨウネス・エマミチョウグエイ(イラン)=撮影・保高幸子(UWW)

 【アルマトイ(カザフスタン)】東京オリンピック・アジア予選最終日は4月11日、カザフスタン・アルマトイで男子フリースタイルが行われ、イランが3階級で出場枠を獲得。2019年世界選手権で獲得済みの階級と合わせ、全6階級での出場を決めた。

 イランは、74kg級で2019年世界選手権3位のヨウネス・エマミチョウグエイ、97kg級で2014年世界選手権86kg級3位のモハマド・ホセイン・モハマディアンが、ともに決勝は相手の負傷棄権で優勝。65kg級で2019年世界選手権代表のアミール・モハマド・ババク・ヤズダニが2位に入った。

 地元のカザフスタンは、125kg級で昨年のアジア選手権優勝のユスプ・バティルムルザエフが優勝して出場枠を獲得。86kg級は2位以内を逃し、計5階級で東京オリンピック出場枠を決めた。

 まだ出場枠を取っていなかったウズベキスタンが、優勝2階級、2位2階級で計4階級で出場枠を獲得した。ただ、オリンピック出場を目指してロシアから国籍を移した65kg級のイリャス・ベクブラトフ(2020年アジア選手権70kg級優勝)は準決勝で敗れ、その後の3位決定戦を試合放棄。順位なしに終わり、出場権獲得は世界最終予選に持ち越しとなった。

 韓国は5位が最高。このスタイルでは、予選が導入された1992年バルセロナ大会以来、常に出場を続け優勝選手も輩出した伝統が途切れる可能性が出てきた。

 各階級の成績は下記の通り(太字が代表枠獲得)。


男子フリースタイル

 【57kg級】
[1]Abdullaev, Gulomyon(ウズベキスタン)
[2]Liu, Minghu(中国)
[3]Myrzanazar Uulu, Bekbolot(キルギス)
[3]Ikromov, Muhammad Tajikistan TJK

 【65kg級】
[1]Akmataliev, Ernazar(キルギス)
[2]Yazdani Cherati, Amir Mohammad Babak(イラン)
[3]Ali, Haji Mohamad(バーレーン)
[3]Hoyakov, Kerim(トルクメニスタン)

 【74kg級】
[1]Emamichoughuei, Younes Aliakbar(イラン)
[2]Abdurakhmanov, Bekzod(ウズベキスタン)
[3]Dogdurbek Uulu, Elaman(キルギス)
[3]Menghejigan(中国)

 【86kg級】
[1]Shapiev, Javrail(ウズベキスタン)
[2]Lin, Zushen(中国)
[3]高谷惣亮(日本)
[3]Dauletbekov, Azamat(カザフスタン)

 【97kg級】
[1]Mohammadian, Mohammad Hossei Askari(イラン)
[2]Ibragimov, Magomed Idrisovich(ウズベキスタン)
[3]Kadian, Satyawart(インド)
[3]Inam, Muhammad(パキスタン)

 【125kg級】
[1]Batirmurzaev, Yusup(カザフスタン)
[2]Munkhtur, Lkhagvagerel(モンゴル)
[3]Lazarev, Aiaal(キルギス)
[3]Sumit, Sumit(インド)







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