2021年アジア選手権の男子グレコローマン55kg級で塩谷優(拓大2年)が優勝。「19歳5ヶ月17日」でアジア王者に輝いた。これは、1982年アジア大会・男子フリースタイル48kg級の小林孝至が「19歳6ヶ月13日」で優勝した日本男子の最年少優勝記録を上回る最年少アジア・チャンピオン(学年は、小林が大学1年生で最年少)。
日本では、グレコローマンに取り組む年齢が遅いこともあり、これまで最年少だった2017年の文田健一郎(日体大)でも、大学4年生だった。大学2年生でのグレコローマン・アジア王者の誕生は、新時代の訪れと言えよう。
日本の男子グレコローマン選手の年少アジア王者は下記の通り。
No. | 年 齢 | 選手名 | 所 属 | 年 | 大 会 | 階 級 |
1 | 19歳5ヶ月 | 塩谷 優 | 拓 大 | 2021年 | アジア選手権 | 55kg級 |
2 | 21歳4ヶ月 | 文田健一郎 | 日体大 | 2017年 | アジア選手権 | 59kg級 |
3 | 21歳7ヶ月 | 藤田徳明 | 日体大 | 1962年 | アジア大会 | 63kg級 |
4 | 22歳1ヶ月 | 菅 太一 | 日 大 | 2001年 | アジア選手権 | 76kg級 |
5 | 22歳7ヶ月 | 市口政光 | 富士商会 | 1962年 | アジア大会 | 57kg級 |
6 | 23歳0ヶ月 | 佐々木洋一 | 明 大 | 1962年 | アジア大会 | 70kg級 |
7 | 24歳1ヶ月 | 太田 忍 | ALSOK | 2018年 | アジア選手権 | 60kg級 |
8 | 24歳2ヶ月 | 文田健一郎 | ミキハウス | 2020年 | アジア選手権 | 60kg級 |
9 | 24歳6ヶ月0日 | 松本慎吾 | 一宮運輸 | 2002年 | アジア大会 | 84kg級 |
10 | 24歳6ヶ月2日 | 近藤 務 | 自衛隊 | 1989年 | アジア選手権 | 100kg級 |