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2021.04.22

「調整をしっかりできれば、勝てる位置にいる」…世界最終予選出場の高橋侑希(山梨学院大職)

 

オリンピック切符をかけてブルガリアへ向かうことになった高橋侑希望(山梨学院大職)=2020年アジア選手権

 東京オリンピック世界最終予選(5月6~9日、ブルガリア・ソフィア)の男子フリースタイル57kg級に出場することになった高橋侑希(山梨学院大職)が4月21日、オンラインで報道陣からの取材を受け、めぐってきたチャンスに「調整をしっかりできれば、勝てる位置にいると思う」と自信を見せた。

 最初に受けた質問が、アジア予選での樋口黎(ミキハウス)の計量失格を聞いた時の気持ち。樋口に気兼ねしてか即答をためらい、遠回しな表現が続いたが、「チャンスが回ってきてうれしい。夢みたいな感じだ」という言葉も。妻は大喜びしたそうだが、自分は「ギアを(いきなり)フル回転しても仕方ない」と意外に冷静だったという。

 だが、すぐに体重調整を考えたというから、気持ちは静かに盛り上がったのだろう。「樋口が駄目なら、自分にチャンスが来るかも」という気持ちはずっと持っていたので、短期間で仕上げなければならないことについては、「苦ではない。不安はない」ときっぱり。

リモート取材で世界最終予選出場の決意を話した

 2019年全日本選手権で敗れてオリンピックの道が遠のき、「あきらめるというより、気持ちが入らないというか…」という状況が続いた。一方で、「可能性が0とは言われていなかった。『あきらめてはいけない』という声もあった」と気持ちを持ち続けてきた。山梨学院大の小幡邦彦監督からは、言葉ではなく雰囲気で「あきらめるな」というメッセージが伝わり、「心折れずに頑張れた」と振り返った。

 4月から山梨学院大の職員となり、コーチとして学生選手を見る立場に立った。「あきらめなければチャンスは回ってくることを、後輩たちに行動で伝えていきたい」という気持ちにもなっている。そのためにも、何が何でも出場枠を手にし、樋口とのプレーオフに勝ってオリンピックのマットに立ちたいところ。

 「どん底まで落ちて、これ以上苦しい経験はない、という気持ちを味わった」としみじみ話した高橋。昨年12月の全日本選手権で優勝したあとのインタビューで涙を見せ、その姿に待つ立場のつらさがにじんでいた。一方で、「不幸だとは思っていない。それが強みになっていると思う。こんな経験させてもらい、この苦労を東京で花咲かせたい」と話し、出場枠獲得の思いを話した。

 世界最終予選は、各階級とも2位以内が出場枠を手にする。







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