韓国の聯合通信が報じたところによると、3度連続オリンピック出場を目指していた2012年ロンドン大会優勝のキム・ヒョンウ(金炫雨=韓国)は、新型コロナウィルスに感染したため、ブルガリア・ソフィアで行われている世界最終予選への出場をあきらめた。
男子グレコローマン77kg級にエントリーしたキム・ヒョンウは、前日のPCR検査で陽性を示した。当日朝のスマートアンプ検査が陰性であれば出場可能との通達を受けたものの、体調不良のため不出場を決意。オリンピック3度連続出場はならなかった。
韓国チームは4月9日からカザフスタン・アルマトイで行われたアジア予選に出場。選手とスタッフを合わせた50人のうち27人が韓国へ戻り、23人が世界最終予選参加のためソフィアへ向かった。韓国で19人、ソフィアで18人が感染したという。