■西口茂樹・日本協会強化本部長の話「最終予選で出場枠を取るという精神的にきつい中で2人が結果を出せたのは、ふだんの練習からそういう取り組みができていたからだと思います。全体的に頑張り、コロナ禍の厳しい環境の中で自分の力を出したと思う。結果がすべてなんですが、内容は頑張りました。恥ずかしくない内容だったと思います。
(コロナ対策は)日本人は真面目にやっている。消毒、手洗い…。外国はそんな国ばかりではなかった。マスクもせず、わめき散らす国もあった。移動バスの中でも、きちんとやっている国とそうでない国との差が激しい。(大会を運営した)ブルガリア協会には申し訳ないが、初日はマスクなしや大声に対してガードマンが注意してくれたけど、最後はいなくなった。最終日は、どこからか人が何人も会場に入っていた。
オリンピックでは、レスリングは金メダルをとってなんぼの競技なので、頑張りたい。協会からは「金5個、メダル10個を目標に」と言われている。それに近づく結果を残したい。帰国後は隔離期間がある。6月、7月にしっかり合宿して強化したい」