【5.27～30全日本選抜選手権・展望（26）】世界7位の小栁和也（自衛隊）がこの階級に復帰、再進撃なるか…男子フリースタイル61kg級
男子フリースタイル61kg級・展望（2021年5月30日実施）
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
61kg級に戻ってきた小栁和也（自衛隊）、頂点に駆け上るか＝撮影・矢吹建夫
昨年の全日本選手権優勝の小川航大（日体大）と同2位の嶋江翔也（佐賀県協会）の再戦となるか。小川は昨年の全日本大学選手権を制して伸び盛りの選手、嶋江は４月のアジア選手権で3位となり、勢いをつけている。
両選手以上の実績を持つのが2017年全日本王者の小栁和也（自衛隊）。2018年世界選手権7位の実力者で、東京オリンピックを目指して57kg級に挑んだ。その夢は実現しなかったが、61kg級にUターンして再進撃を目指す。
57kg級時代にU23世界王者になった長谷川敏裕（日体クラブ）の台頭はあるか。
《歴代優勝選手》＝男子フリースタイル ／ 男子グレコローマン ／ 女 子
2020年全日本選手権 → クリック
▼決勝
小川航大（日体大）○［6-2］●嶋江翔也（佐賀県協会）
▼3位決定戦
長谷川敏裕（日体大大学院）○［Ｔフォール、2:53=10-0］●清水蛍汰（拓大）
エントリー選手（11選手）
※昨年12月の全日本選手権のこの階級の1～3位以外はアイウエオ順
 小川航大 |
 嶋江翔也 |
 長谷川敏裕 |
 清岡幸大郎 |
 小栁和也 |
 吉村拓海 |
《2020年全日本選手権優勝》
小川航大（日体大＝おがわ・こうだい）
1999年8月11日生まれ、21歳。青森県出身。青森・八戸工大一高卒。166cm。2020年全日本大学選手権優勝
《2020年全日本選手権2位》
嶋江翔也（佐賀県協会＝しまえ・しょうや）
1996年10月17日生まれ、24歳。佐賀県出身。佐賀・鳥栖工高～日体大卒。165cm。2021年アジア選手権3位
《2020年全日本選手権3位》
長谷川敏裕（日体クラブ＝はせがわ・としひろ）
1996年8月24日生まれ、24歳。東京都出身。東京・自由ヶ丘学園高～日体大卒。167cm。2019年国民体育大会優勝
菊地憲（AKH研究センター＝きくち・けん）
1986年3月1日生まれ、35歳。秋田県出身。秋田・秋田商高～日体大卒。168cm。2019年全日本選抜選手権2位
清岡幸大郎（日体大＝きよおか・こうたろう）
2001年4月12日生まれ、20歳。高知県出身。高知・高知南高卒。166cm。2020年全日本選手権5位
小栁和也（自衛隊＝こやなぎ・かずや）
1996年2月2日生まれ、25歳。長野県出身。山梨・韮崎工高～山梨学院大卒。165cm。2018年世界選手権7位
但野航（ニトリ＝ただの・わたる）
1995年2月6日生まれ、26歳。岐阜県出身。岐阜・岐南工高～専大卒。170cm。2019年全日本選抜選手権5位
服部大虎（山梨学院大＝はっとり・だいご）
1999年6月12日生まれ、21歳。茨城県出身。千葉・日体大柏高卒。168cm。2020年全日本大学選手権3位
藤田颯（早大＝ふじた・はやと）
2001年11月14日生まれ、19歳。三重県出身。埼玉・花咲徳栄高卒。172cm。2020年全日本大学選手権3位
山口叶汰（神奈川大＝やまぐち・かなた）
2000年6月2日生まれ、20歳。静岡県出身。静岡・焼津水産高卒。161cm。2019年全日本選手権57kg級5位
吉村拓海（自衛隊＝よしむら・たくみ）
1997年11月25日生まれ、23歳。埼玉県出身。埼玉・埼玉栄高～早大卒。165cm。2019年全日本選手権5位
