2021年パンアメリカン選手権が5月27日、グアテマラ・グアテマラシティーで開幕。28~29日に女子が行われ、米国は6人の東京オリンピック代表のうち5選手が出場。全選手が優勝して実力を見せた。
76kg級は2018・19年世界チャンピオンのアデライン・グレイがフォール勝ち1試合、テクニカルフォール勝ち1試合を含めて4戦全勝。68kg級も2019年世界選手権優勝のタミラ・メンサストックが3試合に快勝。2019年パンアメリカン大会を含めて同地域の大会を4大会連続で制した。
50kg級のサラ・ヒルデブラントは3試合をテクニカルフォール勝ち。2013年以来、6度目のパンアメリカン制覇。53kg級で東京オリンピックに出場するジャッカラ・ウィンチェスターは55kg級に出場し、フォール勝ち1試合とテクニカルフォール勝ち3試合の圧勝で優勝。62kg級のカイラ・コリーン・ミラクルは、4試合で3試合をテクニカルフォール勝ちし、無失点で優勝した。
東京オリンピックの57kg級代表のヘレン・マル―リスは出場しなかった。