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2021.07.12

2021年東京オリンピック/女子68kg級展望(8月2・3日実施)

 

《エントリー選手》

《第1シード》タミラ・メンサストック(米国) / 《第2シード》ブレッシング・オボルデュデュ(ナイジェリア) /《第3シード》クンバ・セレナ・ラロック(フランス) / 《第4シード》アンナ・カルメン・シェル(ドイツ)


2019年、初の世界一に輝いて涙ぐむタミラ・メンサストック(米国)

 2019年世界チャンピオンのタミラ・メンサストック(米国)が勢いをつけている。世界一に輝いたあと、2020年1月の「マテオ・ペリコネ国際大会」(イタリア)でゾウ・フェン(周鳳=中国)に不覚を喫した以外、2度のパンアメリカン選手権を含めて白星続き。2019年からの11度の国際大会で10度優勝という安定ぶり。

 今年1月には、米国内のイベントマッチで76kg級世界チャンピオンのアデライン・グレイ(米国)との対戦が実現し、4-0で勝利。階級を越えた“女子最強”と言ってもいい強さを見せている。

 2019年世界選手権2位のスウェーデン選手はドーピング違反で出場できないため、メンサストックに土をつけたゾウ・フェン(周鳳=中国)が対抗の一番手となるか。2018年アジア大会優勝、同年世界選手権3位と実力を見せ、アジア予選を勝ち抜いた。

 2019年世界選手権でゾウ・フェンを破ったのが、パンアメリカン予選を1位で勝ち抜いたダニエレ・ラッページ(カナダ)。2018年世界選手権は65kg級で3位の選手。68kg級に定着してから2年以上が経ち、実力を伸ばしている可能性がある。

 2019年世界選手権3位のバチェチェグ・ソロンゾンボルド(モンゴル)は、2012・16年に続く3度目のオリンピック(ともに63kg級)。2010年に59kg級で、2015年に63kg級で世界選手権優勝を果たしており、実績はあるが、68kg級での安定度は今ひとつ。同じ2019年世界選手権3位のアンナ・カルメン・シェル(ドイツ)も、第4シードに入っているものの、成績の上下がある選手だ。

欧州予選を勝ち抜いたクンバ・セレナ・ラロック(フランス)。優勝争いに浮上するか=提供・UWW(撮影:Kadir Caliskan)

 むしろ、2019年世界選手権は10位に終わったが、欧州予選で優勝し、第3シードとして出場するクンバ・セレナ・ラロック(フランス)の方が優勝戦線に加わる可能性がありそう。2018年に世界ジュニア選手権優勝(72kg級)、世界選手権2位の成績を持ち、今年4月の欧州選手権と6月の「ポーランド女子国際大会」で優勝。勢いを持つ22歳だ。

 2018年世界選手権優勝のアラ・チェルカソワ(ウクライナ)、2019年世界選手権7位で2019・20年アフリカ選手権を制し、第2シードとなったブレッシング・オボルデュデュ(ナイジェリア)、2021年欧州選手権2位のカヌム・ベリエワ(ロシア)らも上位を狙う力はある。

 全体として見ると、タミラ・メサストックが抜けていて、オリンピック連覇を目指す土性沙羅を含め、あとは横一線という状態と言える。


土性沙羅と主な強豪選手の対戦成績

Mensah-Stock, Tamyra Mariama(米国)
2019年 世界選手権 1-10 Mensah-Stock, Tamyra Mariama
Zhou, Feng(周風=中国)
2019年 アジア選手権 3-2 Zhou, Feng(周風)
2017年 アジア選手権 7-7 Zhou, Feng(周風)
2015年 世界選手権 7-11 Zhou, Feng(周風)
2014年 ワールドカップ 8-5 Zhou, Feng(周風)
Schell, Anna Carme(ドイツ)
2019年 世界選手権 1-4 Schell, Anna Carme
Oborududu, Blessing(ナイジェリア)
2019年 世界選手権 2-2 Oborududu, Blessing
Lappage, Danielle(カナダ)
2018年 ワールドカップ 2-1 Lappage, Danielle
Larroque, Koumba(フランス)
2017年 世界選手権 3-3 Larroque, Koumba






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