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2021.07.22

2021年東京オリンピック/女子57kg級展望(8月4・5日実施)

 

《エントリー選手》

《第1シード》川井梨紗子(日本)、《第2シード》オデュナヨ・アデクオロイェ(ナイジェリア)、《第3シード》イリナ・クラチキナ(ベラルーシ)、《第4シード》ロン・ニンニン(栄寧寧=中国)


 2019年世界チャンピオンの川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)は、今大会の男女全階級の出場選手の中で、唯一、2016年リオデジャネイロ・オリンピックから4年間、世界一を続けている選手(階級は、2016年から順に63kg級、60kg級、59kg級、57kg級)。優勝候補の最右翼と言えよう。

オリンピックの金メダルを争うか、川井梨紗子とオデュナヨ・アデクオロイェ(ナイジェリア)

 2019年世界選手権の決勝を川井と争ったのが2018年世界選手権優勝のロン・ニンニン(栄寧寧=中国)。その2ヶ月後のワールドカップ(千葉・成田)では59kg級で日本の若手選手(稲垣柚香)に敗れていて、強固な強さのある選手ではない。どう仕上げてくるか。第4シードなので、第1シードの川井とは、お互いに勝ち上がれば準決勝での対戦となる。

 第2シードは、2019年世界選手権3位のオデュナヨ・アデクオロイェ(ナイジェリア)。2020年1月の「マテオ・ペリコネ国際大会」(イタリア)と2月のアフリカ選手権を制し、コロナ禍明けの今年6月の「ポーランド女子国際大会」でも、2016年リオデジャネイロ・オリンピック53kg級優勝のヘレン・マルーリス(米国)をテクニカルフォールで破って優勝するなど、変わらぬ強さを見せた。

 アフリカ選手権・大会を7回制しており、アフリカ女子初のオリンピック・チャンピオンの期待がかかっている選手。2019年世界選手権準決勝での川井との対戦は1-6だった。闘うとしたら決勝となる今大会はどうか。

 第3シードで、川井への“挑戦権”をアデクオロイェと競うのが、同じく2019年世界選手権3位のイリナ・クラチキナ(ベラルーシ)。2019年欧州大会優勝、2020年個人戦ワールドカップ55kg級優勝、今年4月の欧州選手権優勝と地力は十分。6月の「ポーランド女子国際大会」では決勝でアデクオロイェと闘う予定だったが、負傷のため闘いを回避。東京で闘うことになれば、どちらが決勝へ駒を進めるか。

ノーシードのヘレン・マルーリス(米国)。どのブロックに割り振られるか

 ノーシードだが、優勝戦線に浮上する実力を持つのが米国とロシア。オリンピック2連覇を目指すヘレン・マルーリス(米国=前述)は、2018年世界選手権で脳しんとうのアクシデント。ブランクを経て、パンアメリカン予選を勝ち上がった。コロナ禍を経て今年1月の「アンリ・デグラナ国際大会」(フランス)で優勝と実力を見せたが、6月の「ポーランド国際大会」ではアデクオロイェに敗れた。立て直せるか。

 2016年リオデジャネイロ・オリンピック58kg級2位のワレリア・コブロワ(ロシア)も、2017年世界選手権でひざの十字靱帯を断裂する負傷で戦列を離れ、2020年9月に復帰。今年4月の欧州選手権62kg級は5位、6月の「ポーランド女子国際大会」では57kg級で5位。

 それでもロシア代表に選ばれる底力はあなどれまい。吉田沙保里を破り(2012年ワールドカップ)、伊調馨を追い詰めた実力を、大舞台で発揮するか。

 アジア予選を1位で勝ち抜いたのが、2019年U23アジア選手権優勝のホノゴルズル・ボルドサイハン(モンゴル)。実績では川井の足元にも及ばないが、川井が2014年以降、国際大会で敗れたのは2度で、いずれもモンゴル選手(2015年世界選手権でのバチェチェグ・ソロンゾンボルド=今大会は68kg級に出場=と、2018年アジア大会でのオーコン・プレブドルジ=ドーピング違反で出場停止中)。モンゴルは“打倒川井”の思いを託しているのではないか。


川井梨紗子と主な強豪選手の対戦成績

Rong. Ningning(栄寧寧=中国)
2019年 世界選手権 9-6 Rong. Ningning
Adekuoroye. Odunayo Folasade(ナイジェリア)
2019年 世界選手権 6-1 Adekuoroye. Odunayo Folasade
Koblova-Zholobova. Valeria(ロシア)
2015年 ワールドカップ 5-1 Koblova-Zholobova. Valeria






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