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2021.07.30

2021年東京オリンピック/男子フリースタイル97kg級展望(8月6・7日実施)

 

《エントリー選手》

《第1シード》アブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)、《第2シード》カイル・スナイダー(米国)、《第3シード》アリシェル・イェルガリ(カザフスタン)、《第4シード》マゴメドガジ・ヌロフ(北マケドニア=元ロシア)


宿命の対決、実現するか。アブデュラシド・サデュラエフ(左=ロシア)とカイル・スナイダー(米国)=2018年世界選手権

 2016年リオデジャネイロ・オリンピックの86kg級を制したアブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)が階級を上げて2連覇に挑戦。同97kg級優勝のカイル・スナイダー(米国)も2連覇を目指す。2019年世界選手権2位のシャリフ・シャリホフ(アゼルバイジャン=元ロシア)は2012年ロンドン大会84kg級の覇者。オリンピック王者が3人そろう階級となった。

 サデュラエフは2014年に「18歳4ヶ月」で世界選手権初優勝。翌年の世界選手権も勝ち、10代で2度の世界一に輝いた。リオデジャネイロ大会で勝ったあと97kg級へ。2017年世界選手権はスナイダーに敗れて2位だったが、翌2018年はスナイダーにリベンジして優勝。2019年も勝ち、この階級の2年連続世界王者として挑む。

 スナイダーは2015年に「19歳9ヶ月」で世界選手権を制覇。米国協会によると、世界選手権優勝およびメダル獲得は米国史上最年少。2017年世界選手権の“オリンピック王者決戦”は勝ったが、翌年は敗北。2019年はシャリホフに敗れて3位。巻き返しとオリンピック2連覇を目指す。

 シャリホフは2016年リオデジャネイロ大会86kg級3位などコンスタントに上位に顔を出している。6月の「ヤシャ・ドク国際大会」(ロシア)を制し、調子を上げて3度目のオリンピックに挑む。

 2016年リオデジャネイロ大会3位のマゴメド・イブラギモフ(ウズベキスタン=元ロシア)は、36歳ながらアジア予選を勝ち上がり(決勝は負傷棄権の2位)、2度目のオリンピックに挑む。アジア予選1位のモハマド・ホセイ・アスカリ・モハマディアン(イラン)は、ドーピング違反による出場停止を乗り越えてのオリンピック。復帰後は、2019年世界軍隊選手権を含めて5つの国際大会すべてに優勝と実力を見せている。アジア勢の意地を見せられるか。

 2020年ワールドカップ2位で欧州予選1位のアレクサンドル・フシティン(ベラルーシ)、2018年世界選手権3位で世界最終予選を勝ち上がったアブラハム・コンイェド・ルアノ(イタリア=元キューバ)らが上位を目指す。







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