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2021.08.05

川井梨紗子が決勝進出、男子2選手は上位進出ならず…2021年東京オリンピック・第4日(1)

 

オリンピック女子で初めて実現した前回チャンピオン同士の一戦は、1点をめぐる緊迫した攻防となった

 2021年東京オリンピック第4日は8月4日、千葉・幕張メッセで男女3階級がスタート。女子57kg級の川井梨紗子(サントリーグループ・ジャパンビバレッジ)が決勝進出を決めた。男子フリースタイル57kg級の高橋侑希(山梨学院大職)と同86kg級の高谷惣亮(ALSOK)は上位進出ならなかった。

 川井は1回戦でギニアの選手に8-2で手堅く勝ち、2回戦でアジア予選1位のホノゴルズル・ボルドサイハン(モンゴル)を7-0で下した。準決勝は2016年リオデジャネイロ・オリンピック53kg級優勝のヘレン・マル―リス(米国)と対戦。お互いにテクニカルポイントはなく、アクティブタイムによるポイントのみとなったが、川井が2-1で勝利。2連覇まであと1勝とした。

 2019年世界選手権3位・2021年欧州選手権優勝のイリナ・クラチキナ(ベラルーシ)と闘う。選手は違うものの、2016年リオデジャネイロ大会63kg級決勝と同じくべラルーシ選手が相手となった。

 高橋は1回戦で第1シードのステバン・ミチッチ(セルビア)を破ったものの、2回戦で2019年世界選手権3位のヌリスラム・サナエフ(カザフスタン=元ロシア)に4-4のスコアながら、ビッグポイントの差で惜敗。サナエフが準決勝で敗れ、敗者復活戦の道はなかった。

 高谷は、1回戦で2020年個人戦ワールドカップ3位のオスマン・ゴエーン(トルコ)に2-2のスコアで、やはりビッグポイントの差で黒星。ゴエーンは決勝に進めず、敗者復活戦に進むことができなかった。

 各選手の成績は下記の通り。

終了まで目の離せない激戦が続いた

オリンピック2連覇に一歩近づいた川井梨紗子


女子

 【57kg級】川井梨紗子(サントリーグループ・ジャパンビバレッジ) 16選手出場
決 勝 Kurachkina, Irina(ベラルーシ)=5日に実施
準決勝 ○[2-1]Maroulis, Helen Louise(米国)
2回戦 ○[7-0]Boldsaikhan, Khonogorzul(モンゴル)
1回戦 ○[8-2]Camara, Fatoumata Yarie(ギニア)


男子フリースタイル

 【57kg級】高橋侑希(山梨学院大職)  8位=16選手出場
2回戦 ●[4-4]Sanayev, Nurislam(カザフスタン)
1回戦 ○[7-0]Micic, Stevan Andria(セルビア)

※敗者復活戦に回れず


 【86kg級】高谷惣亮(ALSOK)  10位=16選手出場
1回戦 ●[2-2]Goecen, Osman(トルコ)

※敗者復活戦に回れず

 

 







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