(2021年8月7日、千葉・幕張メッセ)
■女子50kg級優勝・須﨑優衣(早大=4試合に圧勝で優勝)「金メダルを取るため、これでもか、と言うくらい相手の対策をしっかりしてきた。勝つための強い信念と執念を持って試合に臨みました。アンクルホールドは執念で決めました。ずっと練習してきたので自信をもってかけました。
表彰台からの景色は最高でした。うれしい気持ち、応援してくれた人への感謝の気持ちでいっぱいでした。オリンピック・チャンピオンとして、もっともっと強くなって、さらなる高いところを目指していきたい。(弱点がないのでは?)組み手からのタックルとか、タックル以外の技とか伸ばすべきところはあります。
(開会式の旗手は)貴重な経験をさせていただきました。日本選手団の先頭を歩いて気合が入りました。旗手を務めたことによるプレッシャーはなかったです。50kg級はレスリングの最終日の最終試合。金メダルを取って終わるぞ、という気持ちで臨みました。
一度はあきらめかけた夢の舞台。周りの方々のおかげで、あきらめずにここまで来ることができました。支えてくれた人、応援してくれた人への感謝の気持ちでいっぱいです。あのときは人生一番のどん底でした。人に恵まれ、一歩ずつ頑張ろうと思いました」