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2021.08.19

【2021年東京オリンピック・レビュー(2)】男子グレコローマン130kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

 

(2021年8月1~2日、千葉・幕張メッセ)


【男子グレコローマン130kg級・優勝】
ミハイン・ロペス(Lopez Nunez, Mijain=キューバ)

(提供=UWW)

(提供=UWW/撮影:Tony Rotundo)

 1982年8月20日生まれ、38歳。11歳からレスリングを始め、1999年世界ジュニア選手権で国際舞台にデビュー。2002年パンアメリカン選手権優勝などを経て、2004年アテネ・オリンピック5位。2005・07年世界選手権優勝のあと、2008年北京大会でオリンピック初優勝。以後、2012・16年大会も制覇。世界選手権は2009・10・14年に優勝。

 オリンピック4連覇は、男子では史上初で、女子を合わせると伊調馨に続いて2人目。全競技を合わせると、カール・ルイス(米国=陸上・走り幅跳び)、アル・オーター(米国=陸上・円盤投げ)、パウル・エルブストレーム(デンマーク=セーリング・フィン級)、マイケル・フェルプス(米国=水泳200m個人メドレー)に続いて6人目となる(個人の同一種目)。

 オリンピック5大会出場は、戦前の記録がはっきりしないので定かではないが、1908年から28年にかけて両スタイルで5大会に出場したジョージ・マッケンジー(英国)以来と思われる。

 世界選手権を合わせた9度の世界一は、男子ではアレクサンダー・カレリン(ロシアほか)の12度、アレクサンダー・メドベジ(ソ連)の10度に続いて歴代3位タイ。

 ■ミハイン・ロペスの話「信じられない。20年間、オリンピックの金メダルを取るためにすべてのことを捧げた。コーチの協力のもと、4度、現実のものになった。私はこの金メダルを十分に味わいたい。しかし、世界中のレスラーがこの喜びを味わう可能性を持っている。必死になってやれば、絶対に手が届くだろう。(5連覇を目指すかどうかについて)何人もの人から、選手生活を続けるよう言われている。もちろん、考えてはいる。今はこの優勝を楽しませてくれ。今年末にははっきりさせるよ」

《1回戦~決勝の成績》=resultトーナメント表
決 勝 ○[5-0]Kajaia, Iakobi(ジョージア)
準決勝 ○[2-0]Kayaalp, Riza(トルコ)
2回戦 ○[Tフォール、4:26=8-0]Mirzazadeh, Amin Mohammadzaman(イラン)
1回戦 ○[Tフォール、1:50=9-0]Alexuc-Ciurariu, Alin(ルーマニア)


【表彰式】

(提供=UWW/撮影:Tony Rotundo)

[2]Kajaia, Iakobi(ジョージア)
[3]Kayaalp, Riza(トルコ)
[3]Semenov, Sergey(ROC)







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