2023・25年ANOCワールド・ビーチ・ゲームズの中核競技にレスリング

オリンピック種目入りを目指すビーチ・レスリング

　各国オリンピック委員会連合（ANOC）は8月16日、2023年と2025年に予定しているワールドビーチゲームズの中核競技を発表。ビーチサッカーや4人制ビーチバレーなどとともに、ビーチレスリングが含まれていることが分かった、

　ANOCは各国のオリンピック委員会（NOC）の連合体で、オリンピックについて国際オリンピック委員会（IOC）と協議し、提言する団体。ビーチスポーツ熱の高まりによって、2019年10月にカタール・ドーハでワールドビーチゲームズをスタートさせ、オリンピック種目への導入を模索している。

　第1回大会にはビーチレスリングも男女各4階級で実施されたが、日本は参加しなかった。2021年大会は新型コロナウィルスの感染拡大で中止となり、2023年大会が第2回。日程と場所は10月にギリシャ・アテネで開催される総会で決定される。

　ANOCのグニラ・リンドバーグ事務局長は「私たちは若者中心のビーチスポーツとウォータースポーツのダイナミックで多様な組み合わせに期待します。このワールドビーチゲームズは、各NOCに新しいアスリートを誕生させ、新世代のスポーツファンを引きつけることになるでしょう」とコメントしている。

　2026年にセネガルで予定されているユース・オリンピックには、男女各4階級のビーチが実施される。