日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2021.09.22

男子フリースタイルの世界選手権代表チームが東京で合宿スタート

 

出発を1週間後に控え、調整合宿に入った世界選手権・男子フリースタイル・チーム=チーム提供

 10月2日からノルウェー・オスロで行われる世界選手権の代表選手を含めた男子フリースタイルの全日本チームが9月21日、東京・味の素トレーニングセンターで合宿をスタートした。

 東京オリンピックの直前以来の全日本合宿で、世界選手権に出場するチームとしては初の合同練習。初日はウォーミングアップを十分にやり、打ち込みやスパーリング、技のチェックなど約2時間。井上謙二・男子フリースタイル強化委員長(自衛隊)ほかのコーチングスタッフは、選手の仕上がり具合やコンディショニングをしっかりチェックすることに力を入れた。

 代表選手のうち、世界選手権の出場経験があるのは、65kg級の山口海輝(日体大)、92kg級の大津拓馬(山梨学院大)、125kg級の山本泰輝(自衛隊)の3人で、残る7人が初出場。しかし、7人ともU23やジュニア、カデットの世界選手権に出場しており、57kg級の阿部敏弥(国士舘大職)、61kg級の長谷川敏裕(日体クラブ)、86kg級の石黒隼士(日大)は優勝の経験もある。

 それだけに、井上委員長には初出場が多いことへの不安はさほどない様子。発表されたエントリーを見ると、強豪選手の名前も多いが、「結果にこだわりたい。最低でも2個のメダルと、国別対抗得点でワールドカップ出場権を取れる成績(8位以内)が目標」ときっぱり。

日本協会・江藤正基専務理事(右端)の激励=同

 東京オリンピックにも出てきたトップ選手が何人もエントリーしている状況に、「どの国もパリ・オリンピックへ向けてシフトチェンジしている」と解釈。それに負けないだけのハイスパートで強化する必要を感じているようだ。

 現地では、到着後の数日はバブル方式(チームは隔離され、外部の人との接触が遮断される)がとられ、新型コロナウィルス感染予防対策に向き合わなければならない。井上委員長や半分の選手はアジア予選・選手権(カザフスタン)で経験しているが、初めて向き合う選手もいる。「(感染の恐れで)縮こまってはいけないが、油断せずに試合日を迎えさせたい」と、予防対策にも万全を期すと言う。

 合宿は出発の28日まで続けられ、半日休みを2日入れ、最後の調整練習に臨む。







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に