日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2021.09.25

女子と男子グレコローマンの世界選手権代表チームが合宿スタート=写真追加

 

世界選手権の直前合宿をスタートした女子チーム=チーム提供

 10月2日からの世界選手権(ノルウェー・オスロ)に出場する男子グレコローマンと女子の代表チームが9月24日、東京・味の素トレーニングセンターで合宿をスタートした。

 女子は打ち込み、タックルの防御、スパーリングなどを中心に汗を流した。笹山秀雄監督(自衛隊)は、72kg級の古市雅子(自衛隊)以外の9選手が初出場というチームに、「まず、自分の立ち位置を知ることが必要」と要望。そのために「全力を出し切ることが必要。『あれをやっておけばよかった』と後悔したり、何もしないで終わったりでは、出場する意味がない」と話した。

 68kg級の宮道りん(日体大)以外は、カデット、ジュニア、U23の世界選手権には出場経験があり、優勝している選手もいるが、「シニアは、また違う」と話し、気を引き締めさせることを忘れない。過去の世界選手権や東京オリンピックのメダリストも数多く出る大会に、「トップ選手とどのくらいの差があるのか、あるいは差がないのかなどをしっかり感じてほしい」と期待した。

文田健一郎と屋比久翔平に続く意識を…男子グレコローマン

 男子グレコローマン・チームも、けがをしないことを念頭に、スパーリングを多くして体を十分に動かした。大会で監督を務める笹本睦コーチ(日本オリンピック委員会)は、コロナ禍もあってどの選手も練習の量と質が減っているため、初日は「汗をしっかり流すことを主眼として行った」と振り返った。出発までの合宿に「けがをしないことが大事」と、万全の体調で臨めるよう注意を払っていく予定。

東京オリンピックの勢いを持ち込めるか、男子グレコローマン・チーム

 発表されたエントリーを見ると、外国はすでに2024年パリ・オリンピックへ向けて活発に動き出していることがうかがえる。日本は“オリンピック・ロス”のせいか、スタートはこれからという状況。しかし、「参加するからには、全力で闘って自分の立ち位置を知り、ひとつでも多く勝つことを目標にしてほしい」と望んだ。

 東京オリンピックでメダルを2個を取った日本グレコローマン。「その勢いがチームに浸透しているか?」という問いには、明確な肯定の言葉は出ない。オリピックには2階級のみの出場だったこともあり、チーム全体の上昇ムードができているとは言い難いようだ。「次は自分がやる、という意識を持ってほしい。2人(文田健一郎、屋比久翔平)がいなければダメ、であってはならない」と話し、代表選手に奮起を促す。

 合宿は、女子は30日、男子グレコローマンは10月4日の出発日まで行われる。







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に