ヘレン・マルーリス（米国）が4年ぶりの世界一へ…2021年世界選手権・第6日（女子）

4年ぶりに世界一に返り咲いたリオ女王のヘレン・マルーリス（米国）＝提供・UWW／撮影：Kadir Caliskan

　【オスロ（ノルウェー）】2021年世界選手権第6日は10月7日、ノルウェー・オスロで女子4階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、57kg級は2016年リオデジャネイロ・オリンピック53kg級優勝のヘレン・マルーリス（米国）が優勝。東京オリンピック3位の屈辱をはね返した。世界選手権は2015年（55kg級）、2017年（58kg級）に続く3度目の優勝。

　59kg級は今年の59kg級欧州チャンピオンのビリャナ・デュドバ（ブルガリア）が、68kg級は東京オリンピック3位のメーリム・ジュマナザロワ（カザフスタン）が、それぞれ日本選手を破って初優勝した。72kg級は古市雅子（自衛隊）が初優勝。

　女子は全日程を終了し、日本が4階級で優勝。米国とキルギスが2階級、ブルガリアとモルドバが1階級ずつ勝った。国別対抗得点は日本が2013年以来、7大会連続優勝。米国が2017年以来の2位に入った。

　各階級のファイナル成績は下記の通り。

女子

　【57kg級】＝17選手出場

　▼決勝
Helen MAROULIS（米国）○［フォール、3:59=4-1］●Anshu MALIK（インド）

　▼3位決定戦
南條早映（日本）○［7-2］●Veronika CHUMIKOVA (RWF)
Davaachimeg ERKHEMBAYAR（モンゴル）○［11-8］●Solomiia VYNNYK（ウクライナ）

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　【59kg級】＝17選手出場

　▼決勝
Bilyana DUDOVA（ブルガリア）○［6-4］●花井瑛絵（日本）

　▼3位決定戦
Shoovdor BAATARJAV（モンゴル）○［4-3］●Maya NELSON（米国）
Sarita MOR（インド）○［8-2］●Sara LINDBORG（スウェーデン）

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　【68kg級】＝15選手出場

　▼決勝
Meerim ZHUMANAZAROVA（キルギス） (KGZ)○［フォール、2:11=4-0］●宮道りん（日本）

　▼3位決定戦
Tamyra MENSAH STOCK（米国）○［10-1］●Adela HANZLICKOVA（チェコ）
Khanum VELIEVA (RWF)○［2-1］●Olivia DI BACCO（カナダ）

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　【72kg級】＝14選手出場

　▼決勝
古市雅子（日本）○［3-0］●Zhamila BAKBERGENOVA（カザフスタン）

　▼3位決定戦
Buse TOSUN（トルコ）○［不戦勝］●Cynthia VESCAN（フランス）
Anna SCHELL（ギリシャ）○［フォール、4:29=7-4］●Davaanasan ENKH AMAR（モンゴル）