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2021.10.09

【記録】松井謙(日体大)が日本男子グレコローマン世界王者の年少記録を更新

 

男子グレコローマンで最年少、両スタイルで3位の若き世界王者となった松井謙(日体大)=提供・UWW/撮影:Kadir Caliskan

 2021年世界選手権の男子グレコローマン55kg級で松井謙(日体大)が「20歳8ヶ月23日」の若さで優勝。これまで日本男子グレコローマンの最年少世界王者だった文田健一郎(2017年=59kg級)を上回り、同スタイルの最年少世界王者となった。

 メダリストとして考えても、2019年に銅メダルを取った小川翔太(55kg級)の「20歳9ヶ月17日」を塗り替える記録となった。

 男子フリースタイルを合わせると、2018年の乙黒拓斗(19歳10ヶ月9日=65kg級)、1974年の高田裕司(20歳6ヶ月14日=52kg級)に続く歴代3位の記録。

 今年4月のアジア選手権(カザフスタン)では、同級の塩谷優(拓大)が「19歳5ヶ月17日」で優勝し、両スタイルを通じた日本最年少のアジア王者に輝いたばかり。グレコローマンで続けざまに快挙が達成された。10代の世界チャンピオンが誕生するのは、いつか?

 日本男子の若きオリンピック&世界チャンピオン、男子グレコローマンのメダリストは下記の通り。


日本男子の世界&オリンピック王者の年齢ランキング(21歳以下)

(注)★はオリンピック、無印は世界選手権。

No. 年  齢 選手名 階    級
1 19歳 10ヶ月9日 乙黒拓斗   2018年 フリースタイル65kg級
2 20歳 6ヶ月14日 高田裕司   1974年 フリースタイル52kg級
3 8ヶ月23日 松井 謙   2021年 グレコローマン55kg級
4 9ヶ月11日 富山英明   1978年 フリースタイル57kg級
5 21歳 5ヶ月24日 堀内岩雄   1963年 フリースタイル70kg級
6 7ヶ月1日 高田裕司   1975年 フリースタイル52kg級
7 8ヶ月2日 渡辺長武   1962年 フリースタイル63kg級
8 8ヶ月4日 文田健一郎   2017年 グレコローマン59kg級
9 8ヶ月14日 池田三男 1956年 フリースタイル73kg級
10 9ヶ月2日 上武洋次郎 1964年 フリースタイル57kg級
9 9ヶ月11日 富山英明   1979年 フリースタイル57kg級

オリンピック・世界選手権の男子グレコローマン年少メダリスト

年 齢 選  手 階級・成績 年・大会・場所
20歳8ヶ月 松井 謙 55kg級・金 2021年世界選手権(ノルウェー)
20歳9ヶ月 小川翔太 55kg級・銅 2019年世界選手権(カザフスタン)
21歳8ヶ月 文田健一郎 59kg級・金 2017年世界選手権(フランス)
 22歳1ヶ月 西口茂樹 62kg級・銅 1987年世界選手権(フランス)
22歳7ヶ月 太田 忍 59kg級・銀 2016年リオデジャネイロ・オリンピック
 22歳8ヶ月 宮原厚次 52kg級・ 銀 1981年世界選手権(ノルウェー)
22歳9ヶ月 佐々木文和 48kg級・銅 1981年世界選手権(ノルウェー)






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