西田衛人（専大）が1年生王者へ、塩谷優（拓大）と日下尚（日体大）がV2…2021年全日本大学グレコローマン選手権・第1日
ノルウェーではライバルが世界一へ！ 塩谷優（拓大）は２年生で２連覇達成！
2021年全日本大学グレコローマン選手権は10月9日、大阪・泉佐野市J:COM末広体育館で開幕。5階級の決勝までが行われ、日体大と専大が2階級で、拓大が1階級で優勝。大学対抗得点は39.5点を獲得した拓大がトップを走り、日体大と専大が32点で追う展開となっている。
55kg級は、昨年1年生王者に輝いた塩谷優（拓大）が４試合を勝ち抜いて2年連続優勝を達成。松岡大誠が帝塚山大の選手としては初めて2位に入った。
77kg級決勝は、昨年72kg級優勝の日下尚（日体大）が昨年3位の水口竣介（拓大）を決勝で破り、2階級にまたがって2年連続優勝。日体大からは97kg級の仲里優力も無失点で勝ち抜き、2019年全日本学生選手権以来の学生のタイトルを手にした。
60kg級は、昨年2位の河名真偉斗（専大）が今回も決勝に勝ち上がり、昨年63kg級優勝の竹下航生（拓大）に3－1で勝利。2019年の秋季新人戦以来のタイトルを獲得した。専大からは、72kg級の西田衛人が決勝で昨年3位の稲葉洋人（青山学院大）を破り、大会史上15人目の1年生王者に輝いた。同選手は山梨・韮崎工高時代の2018年全国高校生グレコローマン選手権でも1年生王者に輝いている。
各階級の成績は下記の通り。（撮影＝保高幸子）
昨年の72kg級王者・日下尚（日体大）は77kg級へ上げて優勝
日下尚の抜けた72kg級は1年生の西田衛人（専大）が優勝
60kg級決勝は昨年2位の河名真偉斗（専大）が、昨年63kg級王者・竹下航生（拓大）を破る
97kg級は全日本選抜選手権2位の仲里優力（日体大）が地力を発揮、約2年ぶりの学生タイトル奪取
| 一覧表（第1日終了時） | 大学対抗得点 |
| 55kg | 60kg | 72kg | 77kg | 97kg |
【55kg級】＝10選手出場
▼決勝
塩谷優（拓大）○［Ｔフォール、0:17=8-0］●松岡大誠（帝塚山大）
▼3位決定戦
駒井大輝（近大）○［Ｔフォール、5:00=11-2］●庄司秀（育英大）
岡本景虎（専大）○［Ｔフォール、1:49=9-0］●松本陸（大東大）
《7･8位順位》［7］内田創太郎（明大）、［8］二宮健斗（日本文理大）
【60kg級】＝18選手出場
▼決勝
河名真偉斗（専大）○［3-1］●竹下航生（拓大）
▼3位決定戦
佐々木翼（山梨学院大）○［Ｔフォール、2:05=9-0］●加藤万豊（明大）
大河原蔵之介（日体大）○［フォール、2:29=3-2］●松本健新（神奈川大）
《7･8位順位》［7］穴田禅侍（法大）、［8］草間正汰（中大）
【72kg級】＝17選手出場
▼決勝
西田衛人（専大）○［3-0］●稲葉洋人（青山学院大）
▼3位決定戦
仲泊勇之介（東洋大）○［6-6］●若原大輝（徳山大）
古川貴也（九州共立大）○［不戦勝］●小林大悟（拓大）
《7･8位順位》［7］宮城海（日体大）、［8］浅沼竜（神奈川大）
【77kg級】＝20選手出場
▼決勝
日下尚（日体大）○［4-1］●水口竣介（拓大）
▼3位決定戦
山崎然生（明大）○［Ｔフォール、3:52=10-0］●近藤大幹（立命館大）
原田真吾（育英大）○［フォール、2:02=9-2］●小堀雄大（東洋大）
《7･8位順位》［7］金子将大（専大）、［8］叶知紘（中京学院大）
【97kg級】＝19選手出場
▼決勝
仲里優力（日体大）○［Ｔフォール、2:39=8-0］●中原陸（大東大）
▼3位決定戦
髙橋三十郎（九州共立大）○［Ｔフォール、3:34=8-0］●道免陸哉（明大）
三浦哲史（拓大）○［Ｔフォール、1:42=9-0］●吉村海里（国士舘大）
《7･8位順位》［7］垣内大征（徳山大）、［8］鈴木岳人（帝塚山大）
