【オスロ(ノルウェー)】2021年世界選手権第8日は10月9日、ノルウェー・オスロで新たに男子グレコローマン3階級がスタート。準決勝までが行われ、63kg級の清水賢亮(拓大)と67kg級の下山田培(警視庁)が敗者復活戦に回ることになった。87kg級の鶴田峻大(自衛隊)は初戦で姿を消した。
清水は初戦の2回戦で昨年12月の個人戦ワールドカップ3位のキルギス選手を破ったものの、続く準決勝で今年の欧州選手権3位のレリ・アブラーゼ(ジョージア)に4-5で惜敗。下山田は初戦の2回戦で東京オリンピック王者のモハマド・レザ・アブドルハム・ゲラエイ(イラン)と対戦。6-1とリードしてラスト1分を迎えたが、足首をひねったようで相手の攻撃を踏ん張れず、押し倒されてそのままフォールを喫した。
ともに対戦相手が決勝に進んだことで、銅メダル獲得の道が開けた。鶴田は1回戦で2019年欧州大会3位のポーランド選手に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。(撮影=布施鋼治)
【63kg級】清水賢亮(拓大) 21選手出場
敗復戦 Assetuly, Sultan(カザフスタン)
準々決勝 ●[4-5]Abuladze, Leri(ジョージア)
2回戦 ○[8-4]Sulaimanov, Kaly(キルギス)
1回戦 BYE
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【67kg級】下山田培(警視庁) 27選手出場
敗復戦 Jafarov, Hasrat(アゼルバイジャン)
2回戦 ●[フォール、5:03=6-5]Geraei, Mohammad Reza Abdolhami(イラン)
1回戦 BYE
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【87kg級】鶴田峻大(自衛隊) 25選手出場
1回戦 ●[1-4]Kulynycz, Arkadiusz Marcin(ポーランド)
※敗者復活戦に回れず