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2021.11.01

【2021年世界選手権・レビュー(16)】女子76kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

 

(2021年10月2~10日、ノルウェー・オスロ)


【女子76kg級・優勝】
アデライン・グレイ(Gray, Adeline Maria=米国)

▲提供=UWW / 撮影:Martin Gabor

▲提供=UWW / 撮影:Martin Gabor

 1991年1月15日生まれ、30歳。6歳からレスリングを始める。2008年世界ジュニア選手権67kg級優勝を経て、2011年の世界選手権で3位に入賞。2012年世界女子選手権で初の世界一へ。75kg級で出場した2014年世界選手権で2度目の世界一。2015年も世界選手権で優勝した。

 2016年リオデジャネイロ・オリンピックは負傷もあって7位に終わり、肩の手術で戦線離脱。2018年に復帰して通算4度目の世界一。2019年も勝ったが、東京オリンピックは決勝で敗れる。今回、6度目の世界一。米国で、オリンピックを含めて6度の世界一はいるが、世界選手権だけで6度の優勝は初。

 ■アデライン・グレイの話「5回優勝より、6回優勝の方が気分がいいのは言うまでもありません。ジョーダン・バローズが(5回優勝で)私を追いかけていますが、ともに闘っていくのでいいと思います。(全4試合フォール勝ちに)ヘレン・マルーリスがやったとき(2017年世界選手権で全5試合テクニカルフォールの総得点52-0)、ユイ(須﨑優衣)が東京オリンピックで42-0(全4試合テクニカルフォール勝ち)をやったとき、私はとても嫉妬しました。それが強さなのです。世界選手権で4試合フォール勝ちしての優勝は、私にとって初めてのことです。

 東京オリンピックの14日後までに、世界選手権出場かどうかを決めないとなりませんでした。オリンピックで気持ちは燃え尽きましたが、出ることにしてよかったです。ただ、とても厳しいことなので、(今後こうしたケースがあっても)お勧めしません」

《1回戦~決勝の成績》=resultトーナメント表
決 勝 ○[フォール、5:58=6-4]Mae, Epp(エストニア)
準決勝 ○[フォール、3:59=11-1]Hamza, Samar Amer Ibrahim(エジプト)
3回戦 ○[フォール、2:32=5-0]Kiran, Kiran(インド)
2回戦 ○[フォール、1:16=4-0]Oezbege, Ayseguel(トルコ)
1回戦  BYE


【表彰式】

▲提供=UWW / 撮影:Martin Gabor

[2]Mae, Epp(エストニア)
[3]Medet Kyzy, Aiperi(キルギス)
[3]Hamza, Samar Amer Ibrahim(エジプト)


【決勝・動画】
Gray, Adeline Maria=米国)○[フォール、5:58=6-4]●Mae, Epp(エストニア)

 







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