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2021.11.03

【2021年世界選手権・レビュー(17)】男子グレコローマン60kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

 

(2021年10月2~10日、ノルウェー・オスロ)


【男子グレコローマン60kg級・優勝】
ビクトル・シオバヌ(Ciobanu, Victor=ルーマニア)

▲提供=UWW / 撮影:Martin Gabor

▲提供=UWW / 撮影:Tony Rotundo

 1992年10月7日生まれ、29歳。2008年欧州カデット選手権を皮切りに、カデットとジュニアで国際大会の経験を積み、同年の世界ジュニア選手権55kg級で2位に躍進。しかし、2012年ロンドン・オリンピックと2016年リオデジャネイロ・オリンピックの出場はならなかった。

 2018年世界選手権60kg級2位となり、2019年に欧州選手権優勝、欧州大会3位へ。2021年の東京オリンピック世界最終予選で優勝して悲願のオリンピック出場を果たした(5位)。今大会は3回戦で2019年63kg級世界王者のステパン・マリャニャン(RWF)を破るなどして、モルドバの男子グレコローマンで史上初の世界一に輝いた。

 ■ビクトル・シオバヌの話「この金メダルは、私にとってもコーチにとっても大きな意味があります。なぜなら、私は世界の金メダルを持っていなかったし、コーチも持っていないからです。私は、私とコーチの2人の夢を実現させました。

 決勝の相手とは、オリンピックで闘い(シオバヌの勝ち)、私より若く、素晴らしい選手であることを知っていました。厳しい闘いになることは予想していました。とても素晴らしい試合ができ、彼に感謝します」

《1回戦~決勝の成績》=resultトーナメント表
決 勝 ○[9-3]Sharshenbekov, Zholaman(キルギス)
準決勝 ○[9-6]Gharibyan, Gevorg(アルメニア)
3回戦 ○[7-6]Maryanyan, Stepan(RWF)
2回戦 ○[11-6]Abovian, Zhora(ウクライナ)
1回戦  BYE


【表彰式】

▲提供=UWW / 撮影:Martin Gabor

[2]Sharshenbekov, Zholaman(キルギス)
[3]Maryanyan, Stepan(RWF)
[3]Mammadov, Murad(アゼルバイジャン)


【決勝・動画】
Ciobanu, Victor(ルーマニア)○[9-3]●Sharshenbekov, Zholaman(キルギス)







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