(2021年12月17日、東京・駒沢体育館)
■女子65kg級・源平彩南(アイシン=4年ぶりの全日本選手権の舞台で準優勝)「まだまだ練習が足りないな、と思いました。(決勝で)最初に相手と当たった時に首を詰まらせてしまって、手に力が入らなくなった。そこから気持ちが保てていなかった。2位では駄目なので、一番になれるよう、どんどん自分の強みを磨いていきたい。
構えも動きも、すべて過去にはとらわれず、変えました。心技体に基づいた自流で新しいレスリングをしていこう、と思って大会に臨みました。父からのアドバイスで、マイク・タイソンの動きや体の使い方の原理に基づいています。まだ完璧ではないので、次は失敗がないようにしたい」
■男子グレコローマン67kg級・曽我部京太郎(日体大=昨年の全日本選手権の準決勝で破った遠藤功章に雪辱を許す)「スタンドで自分の形にはめ切れず、グラウンドでやられてしまった点が敗因です。(遠藤は)先輩で、何度も負けてしまっている相手。次は絶対に自分が勝つために、今回の試合の課題や、スタンドやグラウンドで取り切れる技を課題としてやっていきたいと思います」