日本協会は2021年全日本選手権最終日の12月19日、駒沢体育館で理事会を開催し、2024年パリ・オリンピックへ向けての強化体制を承認。東京オリンピックへ向けての赤石光生・副本部長が本部長に昇格するとともに、3スタイルをまとめる強化委員長に就任した。
女子コーチを務めていた吉村祥子コーチ(エステティックTBC)と男子グレコローマン・コーチを務めていた豊田雅俊コーチ(警視庁)が強化副委員長として補佐する。
アントラージュコーチとして、2016年リオデジャネイロ・オリンピックまで男子フリースタイルの強化委員長を務めた和田貴広・国士舘大監督と、オリンピック4連覇の伊調馨氏(ALSOK)が加わり、選手をサポートする。
シニアの各スタイル、U20(旧ジュニア)、U17(旧カデット)のコーチは下記の通り。
アントラージュ フランス語で取り巻き、環境という意味で、日本オリンピック委員会(JOC)は、競技環境を整備し、アスリートがパフォーマンスを最大限発揮できるように連携協力する関係者のことを定義している。 同専門部会は、「選手に最善の環境を提供する活動に関すること」「選手の健康、社会的発展と倫理の保護に関すること」「選手を支援するすべての関係者の連携及び連絡調整に関すること」「選手、コーチ及び選手を支援するすべての関係者の教育・研修に関することの4つの役割をになって活動している。 |
【男子フリースタイル】
▼ヘッドコーチ 小幡邦彦(山梨学院大監督)
▼コーチ 米満達弘、湯元進一(以上、自衛隊)、湯元健一(日体大コーチ)、小平清貴(警視庁)、前田翔吾(日本オリンピック委員会/クリナップ)
【男子グレコローマン】
▼ヘッドコーチ 笹本睦(日本オリンピック委員会)
▼コーチ 清水博之、藤村義、鶴巻宰(以上、自衛隊)
【女子】
▼ヘッドコーチ 金浜良(サントリーグループ・ジャパンビバレッジ)
▼コーチ 志土地翔大(ジェイテクト)、藤波俊一(日体大コーチ)、冨田和秀(自衛隊)、栄希和(至学館大コーチ)
【アントラージュコーチ】和田貴広(国士舘大監督)、伊調馨(ALSOK)
【ヘッドコーチ】馬渕賢司(中京学院大監督)
【男子フリースタイル・コーチ】松永共広(神奈川大コーチ)、守田泰弘(徳山大監督)、高橋侑希(山梨学院大コーチ)
【男子グレコローマン・コーチ】長谷川恒平(青山学院大監督)、松本隆太郎(育英大監督)、藤山慎平(九州共立大監督)
【女子】正田絢子(京都・網野高コーチ)、齋藤ほのか(東京・安部学院高監督)
【ヘッドコーチ】森下浩(和歌山・和歌山北高教)