2021年全日本選手権最終日の決勝前、東京オリンピック報告会があり、代表選手がマットに上がり、感謝の言葉を述べた(女子53kg級の向田真優は欠席)。終了後、金メダルを取った選手が報道陣に近況を話した(川井梨紗子・友香子姉妹の記事 → クリック)
■男子フリースタイル65㎏級。乙黒拓斗(自衛隊)「オリンピックの後は、10月頃から練習を始めました。現在は週に3回ほどレスリング場で練習を行っています。年内はそのつもりで、今はストレスがない生活を目標にしています。
オリンピックは自分にとって大切な大会。金メダルという一番いい成績をとることができたので、すごくよかったです。次の試合は、明確には決めていませんが、来年、1回くらいは出られたらと思っています」
■女子50㎏級・須﨑優衣(早大)「オリンピックは自分のすべてが出せた大会でした。小さい頃からの夢をかなえることができて、お世話になった方々が本当に喜んでくれたので、すごくうれしかったです。少しは恩返しできたかなと思います。オリンピックから2週間ほど休んで、その後、練習を始めました。次は来年6月の明治杯(全日本選抜選手権)に出る予定です。優勝して、プレーオフでも勝って、世界選手権に出場して優勝することが目標です。
来年の天皇杯からはパリ・オリンピックの予選が始まるので、そこでしっかり優勝して、パリにつなげられる1年にしたいです。階級は50kg級でやっていきたいと思っています」