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2022.03.23

ペンシルベニア州立大が5階級を制し、2大会ぶりに王者返り咲き…2022年全米大学(NCAA)選手権

 

2大会ぶりに全米大学王座に返り咲いたペンシルベニア州立大=同大学ホームページより

 2021~22年シーズンの全米大学(NCAA)選手権は3月17~19日、ミシガン州デトロイトのリトルシーザーズ・アリーナで行われ、昨年、5連覇達成ならなかったペンシルべニア州立大が5階級を制し、131.5点をマークして2大会ぶり10度目の優勝を達成した。

 同州立大は、コロナ禍で2年ぶりの開催となった昨年、4階級を制したものの、1階級優勝ながらまんべんなく上位進出を果たしたアイオワ大に11年ぶりの優勝を許した(24度目の優勝)。今年は5階級で決勝進出を果たし、最終日の午前セッションが終わった段階で優勝を確定。5階級すべてで優勝することで、2位に36.5点の大差をつけて王者に返り咲いた。

 観客数の制限がなくなり、大会は3日間6セッションとも1万7000人から1万8000人が入場。NCAA大会らしい活気が戻ってきた。

ミシガン州で指導を続けるセルゲイ・ベログラゾフ氏(左)と米国在住の八田忠朗氏=八田氏提供

 2位は95点のミシガン大、3位は昨年優勝のアイオワ大。日本でもコーチをしたことがある1980年モスクワ・オリンピック王者のセルゲイ・ベログラゾフ氏(ロシア)は現在、ミシガン州にあるクラブでコーチを務め、大学選手の指導もしている。

 285ポンド(129.3kg)級では、昨年の東京オリンピック・男子フリースタイル125kg級のゲーブル・スティーブンソン(ミネソタ大)が昨年に続いて優勝。試合後、レスリング・シューズを脱ぎ、レスリング生活に別れを告げた。今後はプロレスへ進む(WWEと契約済み)。

 149ポンド(67.6kg)級では、昨年の世界選手権(ノルウェー)男子フリースタイル65kg級にも出場したイアンニ・ディアコミハリス(コーネル大)が3度目の優勝を遂げた。来年も出場する資格があり、パリ・オリンピック優勝を目指すことと並行して過去4人が達成している4度優勝を目指すものと思われる。

超満員の観客が集まった2022年NCAA選手権=提供・八田忠朗氏

 4度優勝は、パット・スミス(オリンピックV2のジョン・スミスの弟)、カエル・サンダーソン(2004年アテネ・オリンピック優勝=現ペンシルベニア州立大監督)、カイル・デイク(2018・19・21年世界選手権優勝)、ローガン・スティーバー(2016年世界選手権優勝)が達成している。

 ペンシルベニア州立大は、1920年代に日本の内藤克俊選手が主将を務め、1924年パリ・オリンピックに出場。1980年代には日体大OBの大石八郎さんがコーチを務め、1996年NCAA選手権では阿部三子郎選手(東京・京北高卒)が126ポンド(57.2kg)級で日本人としてのべ7人目の優勝を達成した。

 日本協会の高田裕司・元専務理事佐藤満・専大コーチ、2012年ロンドン・オリンピック金メダリストの米満達弘コーチ(自衛隊)らもコーチ留学しており、日本と馴染み深い大学。

 現在は2004年アテネ・オリンピック金メダリストのカエル・サンダーソンが指導している。


2022年全米大学選手権/各階級優勝選手

(提供=八田忠朗氏)

▼125ポンド(56.7kg)級 Nick Suriano(ミシガン大)
▼133ポンド(60.3kg)級 Roman Bravo-Young (ペンシルベニア州立大)
▼141ポンド(64.0kg)級 Nick Lee (ペンシルベニア州立大)
▼149ポンド(67.6kg)級 Yianni Diakomihalis(コーネル大)
▼157ポンド(71.2kg)級 Ryan Deakin(ノースウエスタン大)
▼165ポンド(74.8kg)級 Keegan O`Toole (ミズーリ大)
▼174ポンド(78.9kg)級 Carter Starocci (ペンシルベニア州立大)
▼184ポンド(83.5kg)級 Aaron Brooks (ペンシルベニア州立大)
▼197ポンド(89.4kg)級 Max Dean (ペンシルベニア州立大)
▼285ポンド(129.3kg)級 Gable Steveson(ミネソタ大)







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