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2022.04.25

樋口黎(ミキハウス)が優勝、高谷大地(自衛隊)は銅メダル…2022年アジア選手権・最終日(男子フリースタイル)

 

4試合にテクニカルフォール勝ちし、アジア王者に輝いた樋口黎(ミキハウス)=UWWサイトより

 2022年アジア選手権最終日は4月24日、モンゴル・ウランバートルで男子フリースタイル5階級が行われ、61kg級の樋口黎(ミキハウス)が優勝、74kg級の高谷大地(自衛隊)が銅メダルを獲得した。3位決定戦に進んだ92kg級の大津拓馬(ALSOK)は敗れて5位、86kg級の白井勝太(クインテット)と125kg級の山本泰輝(自衛隊)は上位進出ならなかった。

 樋口はクウェートとインドの選手に圧勝したあと、準決勝で2020年優勝のウルクベク・ジョルドシュベコフ(キルギス)にも、4点を取られたもののテクニカルフォール勝ち。決勝はイランの新鋭をわずか46秒で10点差をつけ、4試合にテクニカルフォール勝ちという内容で優勝した。2018年U23世界選手権65kg級に続く国際大会の優勝で、アジア選手権では2017年3位に続いての好成績。

高谷大地(自衛隊)は2020年大会に続いて銅メダルを獲得

 高谷は1回戦を快勝したあとの準決勝で昨年の世界選手権8位のヨウネス・エマミチョウグエイ(イラン)に5-7で黒星。3位決定戦に回り、2017年世界選手権70kg級5位のモンゴル選手をテクニカルフォールで下し、2020年大会に続いて銅メダルを獲得した。

 大津は1回戦で韓国選手を破ったあと、準決勝で昨年のU23世界選手権2位のイラン選手に敗れた。3位決定戦は2018年大会2位のアディレト・ダブルンバエフ(カザフスタン)に一時は12-3とリードしたものの、逆転フォール負けを喫してメダルを逃した。白井は1回戦を勝ったあとの2回戦で、山本は初戦の2回戦で敗れ、ともに敗者復活戦に回れなかった。

 男子フリースタイルも全日程を終了し、日本は「金2・銅4」を獲得。2階級優勝は2020年大会(乙黒拓斗、山田修太郎)に続く好成績。国別対抗得点は140点で、6階級制覇のイラン(201点)、インド(152点)、カザフスタン(151点)に続いて4位だった。

 各選手の成績は下記の通り。(樋口以外の写真はUWWネット中継より)


男子フリースタイル

 【61kg級】樋口黎(ミキハウス)  優勝=13選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[Tフォール、0:46=10-0]Hazratgholi, Zadeh Darioush(イラン)
準決勝 ○[Tフォール、4:49=14-4]Zholdoshbekov, Ulukbek(キルギス)
2回戦 ○[Tフォール、1:19=10-0]Kadyan, Mangal(インド)
1回戦 ○[Tフォール、0:25=10-0]A A Almohaini, Ali (クウェート)

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 【74kg級】高谷大地(自衛隊)  3位=12選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[Tフォール、4:37=10-0]Bat-Erdene, Byambadorj(モンゴル)
2回戦 ●[5-7]Emamichoughuei, Younes Aliakbar(イラン)
1回戦 ○[フォール、0:26=4-0]Abdulkareem, Mohamed T J(クウェート)

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 【86kg級】白井勝太(クインテット)  7位=11選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[Tフォール、2:20=1-12]Kim, Gwan-Uk(韓国)
1回戦 ○[6-0]●Mendbileg, Temuujin(モンゴル)

※敗者復活戦に回れず

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 【92kg級】大津拓馬(ALSOK)  5位=8選手出場《トーナメント表》
3決戦 ●[フォール、5:34=12-10]Davlumbaev, Adilet(カザフスタン)
準決勝 ●[Tフォール、3:23=0-10]Firouzpourbandpei, Amirhossein Biglar(イラン)
1回戦 ○[フォール、5:46=5-0]Kim, Jin-Myeong(韓国)

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 【125kg級】山本泰輝(自衛隊)  8位= 9選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[1-5]Enkhtuvshin, Batmagnai(モンゴル)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

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 《国別対抗得点》

[1]イラン 201点、[2]インド 152点、[3]カザフスタン 151点、[4]日本 140点、[5]モンゴル 115点、[6]キルギス 104点、[7]ウズベキスタン 100点、[8]韓国 79点

 







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