日本レスリング協会公式サイト
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2022.05.11

2023年にサウジアラビアで「ワールド・コンバット・ゲームズ」再開へ

 

 国際競技連盟連合(GAISF)は、2013年を最後に中止されていた「ワールド・コンバット・ゲームズ」を2023年にサウジアラビアの首都リヤドで開催することで、同国と調印したことを発表した。レスリングを含めた下記の15の格闘競技が実施される。

 《実施予定競技》合気道、柔道、柔術、空手、剣道、ボクシング、キックボクシング、ムエタイ、サンボ、サバット、相撲、テコンドー、レスリング、中国武術、フェンシング

2023年ワールド・コンバット・ゲームズ開催に同意したGAISFとサウジアラビアの関係者=GAISFホームページより

 「ワールド・コンバット・ゲームズ」は、格闘技を一堂に集めた総合大会で、GAISFから改称された「スポーツアコード」が2010年にスタートさせた。同年は中国・北京で、2013年はロシア・サンクトペテルブルクで開催された。日本は2010年大会で実施された女子に参加し、松川知華子(55kg級)と鈴木博恵(72kg級)が2位に入賞。レスリングの種目であるグラップリングとパンクラチオンにも出場した。

 当時のマリウス・ビゼール会長(オーストリア=国際柔道連盟会長)は、加盟するIF(国際競技連盟)のいくつかの世界選手権を一斉に実施する「合同世界選手権」開催の構想を提言するなどしたが、国際オリンピック委員会(IOC)オリンピックと対立という構図は薄く、共存共栄を目指すと思われていた。

 しかし2013年、2期目の会長当選を果たした同会長はIOCが推進しようとする「オリンピック・アジェンダ2020」を「スポーツ界に利益をもたらさない」などと強烈批判。IOCとの対決姿勢を打ち出した。

 これに対して多くの競技団体が反発(関連記事)。世界レスリング連盟(UWW)は、スポーツアコードの総会でイランの女子ベルトレスリングを公開するなど良好な関係を築いていたが、他のIFと歩調を合わせて脱退(関連記事)。2017年の「ワールド・コンバット・ゲームズ」開催地のペルーが辞退するなどし、同会長は辞任に追い込まれた。

 新会長のもと、2017年に組織名をGAISFに戻し、多くの競技団体が復帰。2021年にカザフスタン・ヌルスルタンで「ワールド・コンバット・ゲームズ」を復活させる予定だった(関連記事)。新型コロナウィルスで中止となり、来年、復活となった。

 サウジアラビア・オリンピック委員会のアブドゥラジズ・ビン・トゥルキ・アル・ファイサル・アル・サウド委員長は「リヤドに世界最高のアスリートを迎える機会を与えられたことを光栄に思います」とコメントし、GAISFのイボ・フェリアーニ会長(イタリア)は「最高のアスリートとそれぞれの国際競技連盟が結集する総合大会に、これ以上のホストはありません」と歓迎した。

 サウジアラビアは、2034年にアジア大会を開催することが決定済み。宗教上の理由により、イランとともに女子レスリングの発展に多くの困難があるが、女子レスリングも芽生えつつある(関連記事)。







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