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2022.05.17

【展望】日体大の連覇か、山梨学院大の巻き返しか…3年ぶり開催の東日本学生リーグ戦(5月18~20日、東京・駒沢体育館)

 

 新型コロナウィルスのため2020・21年は中止となった東日本学生リーグ戦が5月18日(水)~20日(金)、東京・駒沢体育館で行われる。2013~18年に山梨学院大が6連覇を達成。2019年は3大学が2勝1敗で三つ巴となった末、日体大が試合の勝利数によって拓大と山梨学院大を退けて優勝という熱戦が展開された。無観客ではあるが、3年ぶりのリーグ戦は、再び熱波に襲われるか。


《大会要項》 《グループ・対戦表》 《進行スケジュール》

《一部予選リーグ組み分け・登録メンバー》
A=日体大明大中大育英大 / B=拓大専大東洋大慶大
C=山梨学院大日大青学大大東大 / D=早大国士舘大神奈川大法大

《二部リーグ・登録メンバー》
防衛大立大東海大日本ウェルネススポーツ東大学連選抜(国際武道大・東北学院大)


昨年の全日本大学選手権で圧勝した日体大

2019年大会優勝の日体大。ディフェンディング・チャンピオンとして3年ぶりのリーグ戦に臨む

 前回優勝の日体大は、昨年度後半に開催された全日本学生選手権(フリースタイル)で最多の4階級を制覇。全日本大学選手権では5階級で優勝し、大学対抗得点でも勝つ強さを見せた。大学王者に輝いたうちの4選手(57k級=弓矢暖人、70kg級=大野恵太郎、74kg級=小柴伊織、86kg級=白井達也)が残っている。

 57kg級には昨年のアジア選手権3位・全日本選手権2位の竹下雄登、70kg級には全日本選手権2位の高田煕、74kg級には即戦力ルーキーで4月のJOC杯を制した髙橋海大(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高卒)、86kg級には79kg級全日本王者の髙橋夢大も控える。この4階級に関しては、選手を交互で起用して勝負どころで最も調子のいい選手を使うことができるのは強み。負傷者が出ても戦力が大きく落ちることはない。

 61・65・125kg級の3階級にも東日本学生王者などが名を連ねる。試合の流れに乗れれば、予選リーグ(A組)はチームスコア7-0の連続で勝ち抜き、決勝リーグでの天王山を迎えることもありうる。

2人のインターハイ王者が殊勲の白星を挙げるか、山梨学院大

2大会ぶりの優勝を目指す山梨学院大

 天王山と言えるのが、前回3位に終わった山梨学院大との一戦となろう。同大学は、61kg級で2020年アジア選手権3位・昨年の全日本王者の榊流斗、74kg級で昨年の世界選手権代表の佐藤匡記という世界へ飛躍しつつある選手がいて、チームを牽引する。予選リーグ(C組)での強敵となる日大は、重量級で強豪が抜けて世代交代中。ここをしっかり勝って決勝リーグへ進みたい。

 日体大と対戦するときは、この2階級に加え、65kg級でJOC杯優勝の青柳善の輔、125kg級でカザフスタンからの留学生ソビィト・アビレイの勝利を見込んでいるはず。70kg級で全日本大学選手権3位の飯田翔真の奮起も期待される。

 即戦力として期待される57kg級の小野正之助、86kg級の五十嵐文彌という2人のインターハイ王者が、貴重な白星を挙げる活躍も期待される。控え選手を含めた層の厚さでは日体大に及ばないと思われるので、けが人を出さないことと、試合の流れをつかむことが優勝への道と言える。


高谷惣亮・新監督の初陣を飾れるか、前回2位の拓大

 前回2位の拓大は、高谷惣亮選手(ALSOK)を新監督に迎えて初の団体戦に挑む。まず予選リーグ(B組)で専大との1位争いに挑む。57kg級で、フリースタイルでも強さを持つ塩谷優(グレコローマン55kg級でアジア選手権2連覇)、61kg級で大学王者の森川海舟と強豪がそろった。

高谷惣亮監督を迎え、王座奪取を目指す拓大

 ただ、今大会は抽選で試合順が決まるので、軽量2階級に強豪がいても試合の流れを必ずしも作れないことと、92kg級がないため、同級で昨年の1年生学生王者、三浦哲史の実力発揮の場が125kg級にならざるをえないことがハンディとなりそう。

 専大は、グレコローマンが専門ながらフリースタイルでも実績を持つ70kg級の西田衛人を中心に、予選突破を目指す。

 予選リーグD組は早大国士舘大の1位争いか。早大は、昨年の全日本選抜選手権70kg級王者の鈴木歩夢、全日本学生選手権74kg級優勝の深田雄智、国士舘大は昨年の全日本学生選手権65kg級優勝の諏訪間新之亮、2019年全日本選手権79kg級優勝の奥井真吉が、それぞれチームを支える。どちらが1~4位を決める決勝リーグへ進むか。

新監督を迎え、一部復帰を目指す防大

 二部リーグは、選手数が足りない大学で合同チームを結成するルールが採用され、国際武道大東北学院大による学連選抜チームが参戦する。チームワークや指揮系統といった面はどうか。今後の指針を示す意味でも注目される。

 優勝を争うのは、前回大会の入れ替え戦で育英大に敗れた防大と、育英大を破りながら勝ち星の関係で2位に甘んじ、入れ替え戦突破ならなかった立大か。

 防大は、自衛隊時代に全日本社会人選手権優勝の経験がある坂本憲蔵・新監督のもとで一部復帰を目指す。立大は昨年の全日本大学グレコローマン選手権5位の神田隼多主将のもと、悲願の一部昇格を目指す。

 「無観客」「抽選によって試合順が決まる」という、前回までと違う状況とルール下での大会となる。これがどう影響するか、正直なところ、だれも分からない。予想外の展開になることも考えられる今年のリーグ戦だ。







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