日体大が山梨学院大を4－3で破り、V28へ大きく前進…2022年東日本学生リーグ戦・第2日＝記録追加修正
2022年東日本学生リーグ戦第2日は5月19日、東京・駒沢体育館で一部リーグの決勝グループがスタート。1～4位のグループ2回戦で、昨年優勝の日体大が２大会ぶりの王座奪還を目指す山梨学院大を4－3で破り、2大会連続優勝に大きく前進した。最終日の20日に拓大に勝てば3戦全勝で2大会連続28度目の優勝となる。
日体大は前日の予選グループ3試合と、この日の1回戦（早大戦）をいずれも7－0で勝利。28連勝と波に乗って山梨学院大と相対し、86kg級で全日本選手権79kg級優勝の髙橋夢大、70kg級で全日本選手権2位の高田煕が勝って幸先いいスタートを切った。山梨学院大は74kg級で昨年の世界選手権代表の佐藤匡記が勝ち、57kg級では昨年のインターハイ王者の小野正之助が昨年の学生二冠王者の弓矢暖人を破る殊勲で押し返した。
日体大は125kg級で、同級では初めての試合となる伊藤飛未来がカザフスタンからの留学生アビレイ・ソビィットを撃破。続く61kg級は、山梨学院大が全日本王者の榊流斗を負傷で欠いており、劣勢が予想されたが、4月のJOC杯3位の森田魁人が代役をこなし、チームスコア3－3となった。
| 3勝3敗で迎えた日体大－山梨学院大、最終試合の65kg級・清岡幸大郎が勝利（33秒） |
最後の65kg級は、日体大が全日本選手権61kg級4位の清岡幸大郎、山梨学院大がJOC杯優勝の青柳善の輔。両者は2019年全国高校選抜大会60kg級の準決勝で対戦し、清岡が2－2で競り勝っている。今回も接戦となり、清岡が2度の微妙な判定をともにポイントにつなげ、5－0で勝利。日体大に勝利を引き寄せた。
この日から二部リーグが始まり、1回戦で、今年から採用された学連選抜チームが一部を復帰を目指す防大を破るスタート。4回戦までを行い、前回2位で、入れ替え戦で敗れた立大が4戦全勝でトップに立っている。
各試合結果は下記の通り。
| 星 取 表 | 一部決勝リーグ・1～4位（内訳） | 一部決勝リーグ・5～8位（内訳） |
| 二部リーグ（内訳） | 一部決勝リーグ・9～12位（内訳） | 一部決勝リーグ・13～16位（内訳） |
一部リーグ
【決勝リーグ1～4位グループ】
▼1回戦
日体大○［7-0］●早大、山梨学院大○［6-1］●拓大
▼2回戦
日体大○［4-3］●山梨学院大、拓大○［4-3］●早大
《途中順位》［1］日体大 2勝、［2］山梨学院大、拓大 1勝1敗、［3］早大 2敗
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【決勝リーグ5～8位グループ】
▼1回戦
国士舘大○［6-1］●中大、専大○［4-3］●日大
▼2回戦
中大○［4-3］●日大、国士舘大○［4-3］●専大
《途中順位》［1］国士舘大 2勝、［2］中大、専大 1勝1敗、［3］日大 2敗
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【決勝リーグ9～12位グループ】
▼1回戦
育英大○［4-3］●神奈川大、東洋大○［4-3］●青山学院大
▼2回戦
青山学院大○［4-3］●育英大、神奈川大○［4-3］●東洋大
《途中順位》［1］育英大、東洋大、青山学院大、神奈川大 1勝1敗
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【決勝リーグ13～16位グループ】
▼1回戦
明大○［6-1］●法大、大東大○［6-1］●慶大
▼2回戦
明大○［6-1］●大東大、法大○［6-1］●慶大
《途中順位》［1］明大 2勝、［2］大東大、法大 1勝1敗、［3］慶大 2敗
二部リーグ
▼1回戦
学連選抜○［4-3］●防大、日本ウェルネススポーツ大○［4-3］●東大、立大○［7-0］●東海大
▼2回戦
防大○［7-0］●東大、立大○［5-2］●日本ウェルネススポーツ大、学連選抜○［5-2］●東海大
▼3回戦
日本ウェルネススポーツ大○［4-3］●防大、立大○［7-0］●学連選抜、東海大○［7-0］●東大
▼4回戦
東海大○［5-2］●防大 立大○［7-0］●東大、学連選抜○［5-2］●日本ウェルネススポーツ大
《途中順位》［1］立大 4勝、［2］学連選抜 3勝1敗、［3］東海大、日本ウェルネススポーツ大 2勝2敗、［5］防大 1勝3敗、［6］東大 4敗
