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2022.05.26

【2022年東日本学生リーグ戦・特集】2大会連続優勝も、監督の胴上げはなし! 目標は3大タイトルの制覇…日体大

 

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(文=布施鋼治/撮影=矢吹建夫)

優勝後のミーティング。気をゆるめることなく三冠制覇を目座す!

 3年ぶりに開催された2022年東日本学生リーグ戦。一部リーグは、日体大が2大会の中止をはさんで2大会連続28度目の優勝を果たした。

 松本慎吾監督は「最大のヤマ場は第2日(19日)の山梨学院大戦だった」と振り返る。事実上の優勝決定戦と思われた決勝リーグ2回戦で、日体大は最後の試合で勝負が決まる4-3の僅差でライバル・チームを振り切った。

 勝因を聞くと、松本監督はチームへの信頼を挙げた。

 「結果的に4-3というスコアになったけど、ほかに勝利を挙げられる選手も控えていた。そういう中で、出場した選手を信じて勝利を待っていました。それだけ力のあるチームだったと思う」

【動画】松本慎吾監督インタビュー(1分23秒=JWFフェイスブック)

前回は山梨学院大に負けての優勝、今回は10年ぶりに勝っての優勝

 3年前の優勝は、山梨学院大に敗れ、3すくみの末の優勝だった。今回の山梨学院大への勝利は10年ぶりだ。「不祥事(による出場停止)が明けた2012年以来の勝利だったので、格別な思いがある」

 山梨学院を撃破したことで、最終日(20日)に組まれた拓大との決勝リーグ3回戦は気が楽だったという。

 「拓大は、けがなどで2選手が出てこないという状況だった。最初から少し有利だった。その中でも勝つ者はしっかり勝って優勝につなげることができた」

 125㎏級の伊藤飛未来(4年)は4戦全勝という活躍を見せ、一部リーグの最優秀選手賞を受賞した。松本監督は「けがからの復帰戦ということもあって、こちらからは見えないプレッシャーもあったと思う」と話し、その踏ん張りに目を細めた。

 「(来月の)全日本選抜選手権では、97㎏級で現チャンピオンの石黒(峻士)選手といったところに迫って、追い越し、世界選手権出場のキップをつかみとってほしい」

【動画】伊藤飛未来選手インタビュー(1分33秒=JWFフェイスブック)

1994年を最後に途絶えた“グランドスラム”、今秋は実現するか

 閉会式後、日体大の選手たちは湯元健一コーチら指導陣を胴上げしたが、その中に松本監督の姿はなかった。監督をそうしなかったことには、確固たる理由がある。

湯元健一コーチの体は宙に舞ったが…

 監督に就任以来、今大会、全日本大学選手権、全日本大学グレコローマン選手権で優勝して団体三冠制覇を達成しなければ、「胴上げはされない」と心に決めている。

 「今年で監督に就任してから13年目に入ったけど、気をゆるめることなく、あとのふたつの団体タイトルを取って、12月からスタートするオリンピック予選に臨みたい」

 以前は、全日本学生王座決定戦を含めて団体戦は四大会あった。2008年を最後に同大会が休止され、いずれの強豪校も団体戦の目標は三冠制覇に切り替わった。それでも、1994年の日体大を最後に、全大会を制覇する“グランドスラム”を達成した大学はない。

 年内に松本監督が胴上げされる日は訪れるのか。

▲拓大戦で先陣を切った70kg級・高田煕

▲4戦全勝で最優秀選手に選ばれた125kg級・伊藤飛未来

▲拓大戦で5勝目をマークした65kg級・堤泰樹

▲拓大との最終戦、負傷で途中棄権の中村勇士をねぎらう松本慎吾監督







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