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2022.07.09

池畑菜々(兵庫・芦屋学園高)と藤倉優花(育英大)が優勝…2022年U20アジア選手権・第4日(女子)

 

僅差ながらインドを退け、国別対抗得点で優勝した日本女子チーム=チーム提供

 2022年U20アジア選手権第4日は7月8日、バーレーン・マナマで女子5階級が行われ、62kg級の池畑菜々(兵庫・芦屋学園高)と72kg級の藤倉優花(育英大)が優勝。65kg級の伊藤渚(三重・いなべ総合学園高)が銀メダルを獲得した。

 池畑は1回戦でモンゴル、準決勝でインドの選手を破り、決勝はシニアの国際舞台にも出場しているチンス・デュベク(カザフスタン)を相手に第1ピリオド、テクニカルフォールで快勝。2019年U15アジア選手権に続き、U20のアジアを制した。

 藤倉は5者リーグ戦に挑み、初戦の韓国選手にフォール勝ち。波に乗って勝ち進み、4回戦(最終戦)で昨年の世界ジュニア(現U20)選手権76kg級2位のビパシャ(インド)に3-3のスコアながら内容で勝利。4戦全勝で、国際大会初の優勝を手にした。

U15に続きU20でアジアを制した池畑菜々(兵庫・芦屋学園高)

 予選リーグからの3試合を勝ち抜いて決勝に進んだ伊藤は、プリヤンカ(インド)に敗れ、優勝を逃した。

 53kg級の服部里桜(法大)と57kg級の水澗琉奈(神奈川大)はメダル獲得ならなかった。

 女子は全日程を終了し、前日と合わせて6階級で優勝し、前回(2019年)の4階級優勝を上回った。他に「銀1」を取った。国別対抗得点では202点をマーク。躍進著しいインドは「金3・銀4・銅3」と全階級でメダルを取ったが得点は200点で、僅差で日本が3大会連続10度目の優勝を遂げた。3位はウズベキスタン(145点)、4位はカザフスタン(143点)。

 各選手の成績は下記の通り。(試合写真はUWWサイトより)

国際大会初の優勝を遂げた藤倉優花(育英大)

伊藤渚(三重・いなべ総合学園高)は無念の銀


女子

 【53kg級】服部里桜(法大)  5位=5選手出場《トーナメント表》
リーグ5回戦 ●[2-7]Dilshoda MATNAZAROVA(ウズベキスタン)
リーグ4回戦  BYE
リーグ3回戦 ●[1-3]Shugyla OMIRBEK(カザフスタン)
リーグ2回戦 ●[Tフォール、2:12=10-0]Antim ANTIM(インド)
リーグ1回戦 ●[フォール、2:25=0-6]Buman Ayush ENKHBOLD(モンゴル)

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 【57kg級】水澗琉奈(神奈川大)  4位=6選手出場《トーナメント表》
3位決定戦 ●[4-10]Sito SITO(インド)
準 決 勝 ●[1-7]Zeinep BAYANOVA(カザフスタン)
予選リーグ3回戦 ○[3-1]Khishigsuren BATBOLD(モンゴル)
予選リーグ2回戦 ●[8-10]Sito SITO(インド)
予選リーグ1回戦  BYE

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 【62kg級】池畑菜々(兵庫・芦屋学園高)  優勝=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[Tフォール、1:54=10-0]Tynys DUBEK(カザフスタン)
準決勝 ○[3-1]Sarika SARIKA(インド)
1回戦 ○[フォール、1:50=10-0]Khorolgarav BOLDBAATAR(モンゴル)

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 【65kg級】伊藤渚(三重・いなべ総合学園高)  2位=6選手出場《トーナメント表》
決   勝 ●[0-9]Priyanka PRIYANKA(インド)
準 決 勝 ○[12-6]Gulmira AITMURATOVA(ウズベキスタン)
予選リーグ3回戦 ○[6-0]Davaajargal ALTANSUKH(モンゴル)
予選リーグ2回戦  BYE
予選リーグ1回戦 ○[フォール、4:02=10-2]Dilnaz SAZANOVA(キルギス)

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 【72kg級】藤倉優花(育英大)  優勝=5選手出場《トーナメント表》
リーグ5回戦  BYE
リーグ4回戦 ○[3-3]Bipasha BIPASHA(インド)
リーグ3回戦 ○[フォール、1:52=4-1]Anastassiya PANASSOVICH(カザフスタン)
リーグ2回戦 ○[11-2]Mardona KADAMOVA(ウズベキスタン)
リーグ1回戦 ○[Tフォール、0:34=10-0]Jeonga CHO(韓国)

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 《国別対抗得点》

[1]日本 202点、[2]インド 200点、[3]ウズベキスタン 145点、[4]カザフスタン 143点、[5]モンゴル 60点、[6]キルギス 59点、[7]韓国 39点、[8]台湾 33点







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