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2022.07.28

【展望】日体大柏(千葉)王座奪還なるか、鳥栖工(佐賀)の連覇なるか…8.1~2インターハイ・学校対抗戦

 

 2022年インターハイは8月1日(月)~4日(木)に高知・高知県立県民体育館で行われる。学校対抗戦の見どころを探った。(1~2日が学校対抗戦、2~3日が個人戦・女子、3~4日が個人戦・男子)


学校対抗戦トーナメント表

 昨年の大会で連覇が途切れた日体大柏(千葉)が王座奪還を目指す。今年3月の全国高校選抜大会は全試合を5-2以上で勝利。6月の関東高校大会も、51kg級の里中飛雅、55kg級の松村祥太郎、60kg級の木村太智、80kg級の石坂陽典、125kg級のバトバヤル・ナムバルダグワの5階級で優勝し(フリースタイル)、学校対抗得点でも圧勝した。戦力はそろっている。

 世界カデット選手権(イタリア)出場のため51kg級の片岡大河ら3選手が出場できないものの、それでも優勝を狙える戦力と言えよう。

3月の全国高校選抜大会を制し、春成連覇を目指す日体大柏(千葉)=撮影・保高幸子

 全国高校選抜大会2位のいなべ総合学園(三重)は、6月の東海大会は3位に終わった。125kg級の不在はハンディだが、80kg級で全国高校選抜大会、さらにはJOCジュニアオリンピックカップU20で大学生を相手にして優勝した神谷龍之介を中心に、巻き返して優勝を目指す力はあるはず。

 東海大会でいなべ総合学園を破った飛龍(静岡)は、51kg級・菊地優太(全国高校選抜大会優勝)、55kg級・勝目大翔(昨年のインターハイ51kg級2位)の軽量2階級に、個人戦でも優勝を狙えるだけの実力者がいるのが強み。ここで波に乗って流れをつくり、勝ち抜きたいところ。

 昨年、初優勝を達成して32年ぶりに九州に優勝旗をもたらした鳥栖工(佐賀)は、全国高校選抜大会は主力の体重調整失敗という“アクシデント”もあって初戦敗退。この二の舞を演じてはなるまい。全九州高校大会では、全試合を6-1以上で勝っており、実力は十分。2年連続優勝を目指す。

 全国高校選抜大会3位の丹後緑風(京都)は、近畿大会を全試合6-1以上のスコアで優勝する実力を発揮。エースの細川周(65kg級)がU20アジア選手権で2位に躍進するなどムードはいい。同じく3位の韮崎工(山梨)は4選手が関東高校大会のグレコローマンで優勝。スタイルは違うが、地力を発揮して上位を目指したい。

 茨城県からは、過去3度優勝(1975・80・81年)している土浦日大が33年ぶりに出場を果たす。オリンピック金メダリスト2人(富山英明=現日本協会会長、小林孝至=現国際武道大監督)を輩出した古豪は、やはり3度優勝の実績を持つ館林(群馬)との初戦に挑む。

 







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