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2022.07.31

【展望】昨年の1年生王者・山口叶太(東京・自由ヶ丘学園)の連覇なるか…8.3~4インターハイ・個人戦(男子)

 

 2022年インターハイは8月1日(月)~4日(木)に高知・高知県立県民体育館で行われる。個人戦・男子の見どころを探った。(1~2日が学校対抗戦、2~3日が個人戦・女子、3~4日が個人戦・男子)


個人戦・男子

 【51kg級】トーナメント表

▲菊地優太

 全国高校選抜大会優勝の菊地優太(静岡・飛龍)が春夏連覇を達成するか。同大会の決勝で闘った選手(片岡大河=千葉・日体大柏)はU17世界選手権出場のためエントリーしていないので、最大の敵は同3位の森下大輔(和歌山・和歌山北)か。U17アジア選手権・男子グレコローマン51kg級3位と勢いを持っている。順調に勝ち上がれば準決勝で対戦。

 反対ブロックでは、同3位の大垣内蓮斗(石川・志賀)と、U17アジア選手権・男子フリースタイル48kg級2位の赤木烈王(兵庫・猪名川)が、決勝進出を争うか。


 【55kg級】トーナメント表

▲松村祥太郎

 全国高校選抜大会の優勝選手(金澤孝羽=東京・自由ヶ丘学園)は、U17世界選手権出場のため不出場。同2位の松村祥太郎(千葉・日体大柏)が昨年の51kg級に続く2年連続優勝を目指す。昨年の決勝で松村に5-6の惜敗だった勝目大翔(静岡・飛龍)がリベンジできるか。両者は順当に勝ち上がれば準々決勝で対戦する。

 反対側のブロックからは、全国高校選抜大会3位の伊藤洋行(秋田・秋田商)が勝ち上がるか。6月のU17アジア選手権に出場して(5位)経験を積んでいる。


 【60kg級】トーナメント表

▲須田宝

 全国高校選抜大会優勝の須田宝(佐賀・鳥栖工)と昨年55kg級優勝の西内悠人(高知・高知南・高知国際)の争いが展開されそう。全国高校選抜大会では準々決勝で対戦し、須田が勝って西内の白星街道を阻止した。

 西内はその後、JOC杯U20-61kg級で大学生を退けて優勝する実力を見せている。今大会はブロックが違うので、対戦するとしたら決勝。ハイレベルの闘いが予想される。


 【65kg級】トーナメント表

▲細川周

 昨年2位で、全国高校選抜大会優勝の細川周(京都・丹後緑風)が春夏連覇を達成するか。7月にはU20アジア選手権65kg級で2位の好成績を挙げており、実力は上昇中。同じブロックの全国高校選抜大会3位の金子晴翔(茨城・霞ヶ浦)が決勝進出を阻止できるか。

 反対ブロックは、全国高校選抜大会2位の平井友貴(山梨・甲府城西)、同3位の石原弘幸(熊本・玉名工)、U17アジア選手権65kg級2位の瀧澤勇仁(神奈川・慶應)らの争いになるか。


 【71kg級】トーナメント表

▲山口叶太

 昨年、1年生王者に輝き、今年の全国高校選抜大会優勝の山口叶太(東京・自由ヶ丘学園)が連覇と春夏制覇を目指す。JOC杯U17-65kg級を制して同世界選手権出場の資格を持ちながら、返上してこの大会にかけるだけに、負けられないところ。

 反対ブロックからは、全国高校選抜大会2位の角出直生(石川・志賀)、同3位の高橋侑臣(高知・高知南・高知国際)、6月のU17アジア選手権優勝の安藤慎悟(大阪・興國)の中から決勝進出を果たす選手が出るか。


 【80kg級】トーナメント表

▲神谷龍之介

 全国高校選抜大会を制し、JOC杯U20-74kg級でも優勝した神谷龍之介(三重・いなべ総合学園)が春夏連覇を目指す。同ブロックに全国高校選抜大会3位でJOC杯U17-80kg級優勝の浅野心(岡山・高松農)がいたが、U17世界選手権を選んだため不出場を決めている。神谷が体力を残して決勝に進むか。

 反対ブロックでは、全国高校選抜大会2位で、U20アジア選手権・グレコローマン82kg級に出場して経験を積んだ掛川雫恩(山口・豊浦)、全国高校選抜大会3位の伊藤大輝(京都・丹後緑風)が決勝進出を争うか。


 【92kg級】トーナメント表

▲甫木元起

 全国高校選抜大会の1位~3位の4選手がそろった。同大会の試合内容からすれば、優勝した甫木元起(佐賀・鳥栖工)が抜きん出ていると言える。同2位の植木優斗(栃木・足利大附)、3位の菊地一瑳(埼玉・埼玉栄)菊地和(北海道・帯広北)の反撃はあるか。

 甫木と菊地一瑳、植木と菊地和が、それぞれ同ブロック。菊地一瑳はU20アジア選手権に出場した。国際舞台を経験したことを生かせるか。


 【125kg級】トーナメント表

▲バトバヤル・ナムバルダグワ

 全国高校選抜大会の1位~3位の4選手が出場するが、優勝したバトバヤル・ナムバルダグワ(千葉・日体大柏)は、昨年の高校3大会(全国高校選抜大会、全国高校生グレコローマン選手権、インターハイ)をも制しており、無敵の白星街道をばく進中。今回も圧勝で勝ち抜くか。

 全国高校選抜大会2位の能瀬龍樹(石川・志賀)、同3位の川松雷葵(大阪・大体大浪商)織山昭成(秋田・秋田商)が、一矢報いることができるか。







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