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2022.08.16

U20世界選手権(ブルガリア)出場の男子グレコローマン・チームが出発

 

 8月15日からブルガリア・ソフィアで始まったU20世界選手権に出場する男子グレコローマン・チームが8月15日、羽田空港から出発した。前回の2019年大会は、55kg級で松井謙(日体大)が銅メダルを獲得し、2021年に世界選手権で優勝するステップとした。国別対抗得点は15位だった。

ソフィアへ向かった男子グレコローマン・チーム

 藤村義コーチ(自衛隊)は「選手のパフォーマンスを最大限に発揮させるのがコーチの役目。それに徹して、当日にピークになるようにサポートしたい」と話す。

 7月下旬にイタリアで行われたU17世界選手権のグレコローマンではメダルがなく、厳しい現状を見せられたが、「今回のメンバーは、メダルに手が届く可能性は十分にある」と言う。直前合宿で選手の動きを見て感じたそうで、「攻撃力を持っているし、グラウンドの防御も強い」と言う。

 同コーチは銅メダル2個を取った7月上旬のU20アジア選手権(バーレーン)に続いての参加で、「そのときのメンバーより、さらに高いものを持っている」と期待する。現地入りしている男子フリースタイル・チームからは「やや肌寒い」といった気候面のほか、ホテル内にマット練習場があるなどの情報が入っている。どの国も同じ条件だが、いい環境で試合に臨めることに悪い気はしない。必勝を誓った。

 2019年にアジア・カデット(現U17)選手権出場の経験を持つ63kg級の丸山千恵蔵主将(日体大)は「コロナで出場を断念した選手もいる中、世界選手権の舞台に立てることを感謝したい。出られなかった選手の分も頑張って、チーム一丸となって結果を残したい」と気合十分。

 アジア・カデット選手に出場したときは、外国選手に比べるとグレコローマンのキャリアが浅く、結果を出しづらい面はあった(初戦敗退)。その後、グレコローマンに専念して力をつけているという自覚はある。他の選手もグレコローマンのキャリアを積んでおり、「いい成績を残せると思う」と語気を強めた。

 男子グレコローマンは19日(金)から始まる。


大会日程

8月15日(月) 男子フリースタイル57・65・70・79・97kg級/1回戦~準決勝
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8月16日(火) 上記階級の敗者復活戦・ファイナル
          男子フリースタイル– 61・74・86・92・125kg級/1回戦~準決勝
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8月17日(水) 上記階級の敗者復活戦・ファイナル
          女子50・55・59・68・76kg級
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8月18日(木) 上記階級の敗者復活戦・ファイナル
          女子53・57・62・65・72kg級
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8月19日(金) 上記階級の敗者復活戦・ファイナル
          男子グレコローマン55・63・77・87・130kg級
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8月20日(土) 上記階級の敗者復活戦・ファイナル
          男子グレコローマン60・67・72・82・97kg級
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8月21日(日) 上記階級の敗者復活戦・ファイナル


男子グレコローマン・チーム

【チームリーダー】馬渕賢司(中京学院大監督)=出発済

【コーチ】藤村義(自衛隊)

【トレーナー】樋川幸平(スポーツ医科学委員会)=出発済み、【帯同審判】土居克也(愛媛・北条高教)、増田莊史(香川・多度津高教)=出発済み

 《男子グレコローマン代表選手》
▼55kg級 尾西大河(早 大)
▼60kg級 五味虹登(育英大)
▼63kg級 丸山千恵蔵(日体大)
▼67kg級 豊田崚真(拓 大)
▼72kg級 西田衛人(専 大)
▼77kg級 堀北一咲望(日体大)
▼82kg級 山口蓮汰(神奈川大)
▼87kg級 岩井知史(明 大)
▼97kg級 中原 陸(大東大)

 






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