伊藤海（早大）ら5選手全員が優勝…2022年U20世界選手権・第4日（1）

　2022年U20世界選手権第4日は8月18日、ブルガリア・ソフィアで女子5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝へ進んだ50kg級の伊藤海（早大）、55kg級の清岡もえ（育英大）、59kg級の元木咲良（育英大）、68kg級の石井亜海（育英大）、76kg級の茂呂綾乃（東京・安部学院高）の5選手全員が優勝した。

50kg級優勝・伊藤海（早大）

　伊藤は昨年のU17世界選手権3位のアウドレイ・ヒメネス（米国）にテクニカルフォール勝ち。全4試合をテクニカルフォールで勝ち抜いた。世界大会は2017年世界カデット（現U17）選手権に続く優勝で、アジア・カデット選手権などを含め7大会連続で国際大会を制した。

　清岡はU20欧州選手権3位のアルビナ・リリア（ウクライナ）をテクニカルフォールで下した。4試合をフォールかテクニカルフォールで勝ち抜いての優勝。2018年U15アジア選手権、2019年世界カデット選手権に続く国際大会の優勝。

　元木はU20欧州選手権3位のビクトリア・ボルソス（ハンガリー）にフォール勝ち。2018年世界カデット選手権に続いて世界大会を制した。

　石井はU20アジア選手権2位のヌルザト・ヌルタエワ（キルギス）をフォールで破った。国際大会は2020年のクリッパン女子国際大会（スウェーデン）に続いて3大会目の優勝。

　茂呂は7月のU17世界選手権を制したプリヤ（インド）に3－1で勝利。2度のU15アジア選手権に続いてU20の世界一に輝いた。

　各選手の成績は下記の通り。（写真はUWWサイトより）

▲55kg級優勝・清岡もえ（育英大）

▲59kg級優勝・元木咲良（育英大）

▲68kg級優勝・石井亜海（育英大）

▲76kg級優勝・茂呂綾乃（東京・安部学院高）

女子

　【50kg級】伊藤海（早大）　　　優勝＝16選手出場《トーナメント表》
決　勝　○［Ｔフォール、2:21=10-0］Audrey Rae JIMENEZ（米国）

（以下、前日に実施）
準決勝　○［Ｔフォール、0;42=10-0］Priyanshi PRAJAPAT（インド）
２回戦　○［Ｔフォール、3:47=15-4］Sevval CAYIR（トルコ）
１回戦　○［Ｔフォール、3:12=10-0］Munkhgerel MUNKHBAT（モンゴル）

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　【55kg級】清岡もえ（育英大）　　　優勝＝13選手出場《トーナメント表》
決　勝　○［Ｔフォール、3:35=10-0］Albina RILLIA（ウクライナ）

（以下、前日に実施）
準決勝　○［Ｔフォール、1:52=12-2］Roza SZENTTAMASI（ハンガリー）
２回戦　○［Ｔフォール、5:12=11-0］Sarbinaz JIENBAEVA（ウズベキスタン）
１回戦　○［フォール、1:09=5-0］Pei Ying LIAO（台湾）

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　【59kg級】元木咲良（育英大）　　　優勝＝12選手出場《トーナメント表》
決　勝　○［フォール、1:20=4-0］Viktoria BORSOS（ハンガリー）

（以下、前日に実施）
準決勝　○［2-2］Ebru DAGBASI（トルコ）
２回戦　○［フォール、0:55=2-0］Bhagyashree Hanumant FAND（インド）
１回戦　○［フォール、3:26=6-0］Yuliia LESKOVETS（ウクライナ）

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　【68kg級】石井亜海（育英大）　　　優勝＝16選手出場《トーナメント表》
決　勝　○［フォール、1:35=2-0］Nurzat NURTAEVA（キルギス）

（以下、前日に実施）
準決勝　○［3-1］Nesrin BAS（トルコ）
２回戦　○［Ｔフォール、2:18=10-0］Arju ARJU（インド）
１回戦　○［フォール、4:06=8-0］Nigar MIRZAZADA（アゼルバイジャン）

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　【76kg級】茂呂綾乃（東京・安部学院高）　　　優勝＝13選手出場《トーナメント表》
決　勝　○［3-1］Priya PRIYA（インド）

（以下、前日に実施）
準決勝　○［Ｔフォール、1:31=10-0］Daniela TKACHUK（ポーランド）
２回戦　○［フォール、4:27=6-3］Tristan Nicole KELLY（米国）
１回戦　　ＢＹＥ