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2022.08.20

屶網瑠夏(至学館大)尾﨑野乃香(慶大)吉武まひろ(日体大)が優勝…2022年U20世界選手権・第5日(1)

 

 2022年U20世界選手権第5日は8月19日、ブルガリア・ソフィアで女子5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝へ進んだ57kg級の屶網瑠夏(至学館大)、62kg級の尾﨑野乃香(慶大)、65kg級の吉武まひろ(日体大)の3選手が優勝、3位決定戦に回った53kg級の木村彩夏(法大)と72kg級の新倉すみれ(神奈川大)が銅メダルを獲得した。

姉のアジア選手権優勝に続いて栄冠を手にした屶網瑠夏(至学館大)

 屶網は、シニアの国際舞台でも闘っているソフィア・マカルソ(米国)を相手に6-1で白星。2019年世界カデット選手権に続く優勝を成し遂げた。姉・さら(至学館大)が4月のアジア選手権で優勝しており、今季は姉妹で国際大会のタイトルを手にした。

 尾﨑は、東京オリンピックにも出場したソナン(インド)に1分4秒でフォール勝ち。5試合を無失点という内容で、2度の世界カデット(現U17)選手権に続く優勝を果たした。吉武は、U20アジア選手権優勝のプリヤンカ(インド)にテクニカルフォール勝ち。2度目の国際大会で初の優勝を飾った。

 木村は敗者復活戦でドイツ選手に勝ち、3位決定戦はU20欧州選手権3位のナタリア・クリフチュツカ(ウクライナ)と対戦。6-4で勝ち、初の国際大会でメダル獲得。新倉は3位決定戦で地元のベネサ・ゲオルギエバ(ブルガリア)に4-1で勝利。4月のシニア・アジア選手権銀メダルに続いて国際大会のメダルを手にした。

 女子は全日程を終了し、前回大会(2019年)と同じ「金8・銅2」を獲得。国別対抗得点は230点をマークし、インドの160点に大差をつけ、出場した大会として10大会連続優勝を飾った(昨年大会は不出場)。3位は米国。

 各選手の成績は下記の通り。(写真は、UWWサイトより)

シニア世界選手権を前にU20世界を制した尾﨑野乃香(慶大)

国際大会で初の優勝を飾った吉武まひろ(日体大)

初の国際大会でメダル獲得の木村彩夏(法大)

地元選手を破って銅メダル獲得の新倉すみれ(神奈川大)


女子

 【53kg級】木村彩夏(法大)   3位=16選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[6-4]Nataliia KLIVCHUTSKA(ウクライナ)
敗復戦 ○[Tフォール、10-0]Amory Olivia ANDRICH(ドイツ)

(以下、前日に実施)
2回戦 ●[フォール、1:19=0-4]Antim ANTIM(インド)
1回戦 ○[フォール、6:00=8-7]Asmar JANKURTARAN(アゼルバイジャン)

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 【57kg級】屶網瑠夏(至学館大)   優勝=16選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[6-1]Sofia Kaur MACALUSO(米国)

(以下、前日に実施)
準決勝 ○[7-1]Zeinep BAYANOVA(カザフスタン)
2回戦 ○[8-4]Oleksandra KHOMENETS(ウクライナ)
1回戦 ○[Tフォール、4:31=12-0]Gabriela Ines CROSS(カナダ)

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 【62kg級】尾﨑野乃香(慶大)   優勝=19選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[フォール、1:04=6-0]Sonam SONAM(インド)

(以下、前日に実施)
準決勝 ○[Tフォール、0:52=10-0]Birgul SOLTANOVA(アゼルバイジャン)
3回戦 ○[Tフォール、0:23=10-0]Wiktoria STANETA(ポーランド)
2回戦 ○[フォール、1:23=6-0]Viktoria Miriam OEVERBY(ノルウェー)
1回戦 ○[5-0]Iryna BONDAR(ウクライナ)

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 【65kg級】吉武まひろ(日体大)   優勝=16選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[8-0]Priyanka PRIYANKA(インド)

(以下、前日に実施)
準決勝 ○[Tフォール、1:52=10-0]Khadija JLASSI(チュニジア)
2回戦 ○[Tフォール、2:04=10-0]Reese Hope LARRAMENDY(米国)
1回戦 ○[8-2]Eniko ELEKES(ハンガリー)

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 【72kg級】新倉すみれ(神奈川大)   3位=12選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[4-1]Vanesa Stoyanova GEORGIEVA(ブルガリア)

(以下、前日に実施)
準決勝 ●[6-8]Anastassiya PANASSOVICH(カザフスタン)
2回戦 ○[4-3]Nazar BATIR(トルコ)
1回戦  BYE

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 《国別対抗得点》

[1]日本 230点、[2]インド 160点、[3]米国 124点、[4]トルコ 89点、[5]ウクライナ 84点、[6]カザフスタン 71点、[7]ハンガリー 56点、[8]キルギス 51点







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