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2022.09.01

「自信を持って先に攻める」(塩谷優)、「前に出るスタイルを貫く」(屋比久翔平)…2022年世界選手権・男子グレコローマン2選手が決意表明

 

 9月10日(土)からセルビア・ベオグラードでスタートする2022年世界選手権の男子グレコローマンに出場する55kg級の塩谷優(拓大)と77kg級の屋比久翔平(ALSOK)が8月31日、オンラインで報道陣の取材に応じた。

▲初の世界選手権に臨む塩谷優(拓大)

 塩谷は2021・22年アジア選手権優勝の実績をもって初の世界選手権。屋比久は昨年の東京オリンピック銅メダルのあと最初の世界選手権で、通算4度目の世界選手権。


 ■55kg級・塩谷優(拓大)「全日本選抜選手権では、グラウンドが中途半端でプレーオフにもつれてしまったので、そのあとはグラウンドを強化してきました。ポーランドでは、ヨーロッパの選手に対しても、自分の攻めができ、グラウンドの攻撃権を取ることができ、自分の技が通じたので自信になりました。

 世界選手権は初めてですが、アジア選手権(で優勝)を経験しているので、勝てる可能性は十分にあると思います。去年の代表の松井(謙)選手が優勝しているので、目標は優勝です。自分のやるべきことをしっかりやれば、マークされても勝てると思います。(拓大の高谷惣亮)監督や周囲からは、『自信を持ってやること』『先に攻めること』をアドバイスされています」

▲東京オリンピック後の初の世界大会を迎える屋比久翔平(ALSOK)

 ■77kg級・屋比久翔平(ALSOK)「東京オリンピックのあと、(椎間板ヘルニアの)手術をして、それをしっかり治して体を元に戻すのが最初の課題でした。今回の世界選手権は、現時点での世界での立ち位置を測る大会、という思いが強いです。自分の勝ちパターンである前に出て、スタンドでもグラウンドでも、ひとつ(ポイントを)取る闘いの精度を高める練習をしてきました。手術によって新しい(別の)技やスタイルに挑んだとかはなく、原点である前に出るスタイルに挑んでいます。

 世界選手権には3回出ていますが、まだメダルは取れていません。メダルを狙う中で、世界の強豪とどう闘っていけるかを確認し、足りないところを知って、パリ・オリンピックへ向かいたい。強敵は、アジアではマフムドフ(キルギス=東京オリンピック2位)、ゲラエイ(イラン=同5位)、ヨーロッパではネメス(セルビア=2022年地中海大会優勝)、ポーランドの大会の決勝でやったレバイ(ハンガリー)などで、シード選手以外にも強い選手はいる。映像を見てしっかり研究したい」







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