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2022.09.07

樋口黎(ミキハウス)ら男子フリースタイルの世界選手権代表3選手がオンラインで決意表明

 

 9月10日(土)からセルビア・ベオグラードでスタートする2022年世界選手権の男子フリースタイルに出場する61kg級の樋口黎(ミキハウス)、70kg級の成國大志(MTX GOLDKIDS)、92kg級の高谷惣亮(ALSOK)の3選手が9月6日、オンラインで報道陣の取材に応じた。

 樋口と成國は、ともに4月のアジア選手権(モンゴル)で優勝しての世界選手権初出場。高谷は7度目の出場で、92kg級では初の世界選手権。3度のオリンピックと合わせ、10度目の世界大会となる。


 ■61kg級・樋口黎(ミキハウス)「追い込んだ練習ができています。しっかり調整して、自分のベストパフォーマンスを出せるようにしたい。アルメニアの選手が強いと思い、アンクルピックの対策とかに力を入れています。映像を見ていろんな国の選手の対策もやっているけれど、自分の攻めるスタイルである腕取りと片足タックル、組み手のプレッシャーを崩さずに、練習してこられたと思う。

 世界選手権には初出場だからといって意識することはありません。パリ・オリンピックへ向けての予選が始まる12月の全日本選手権へ向けて、どのくらい力を出せるかですね。ロシアの世界チャンピオンが出ないのは残念ですが、だからこそ優勝しないとならない。ずっと世界一になりたいという気持ちは持っています。優勝して帰ってきたい。57kg級へ向けて脂肪を落とすのは世界選手権のあとから。今は、体重は必要以上に気にせずにやっています」


 ■70kg級・成國大志(MTX GOLDKIDS)「アジア選手権で優勝し、それまで取り組んできた体力トレーニング中心の練習が間違っていなかったことを感じ、継続してやってきました。スパーリングは1週間に1度くらいで、あとは体力トレーニングです。技術的には、タックルではなく、がぶりからの攻撃が主なんですが、外国選手相手は思い通りにいかなかったので、そこが課題です。ただ、ここまで来て何かを変える必要はないと思うので、今までやって来たことを出したい。

 世界選手権の目標は優勝しかありません。最低限、メダルを持って帰ってきたい。結果にこだわりたい。ロシアがいないのはラッキーという気持ち。アジア選手権で金メダルを取って、クラブで教えている子供たちからすごく喜んでもらえたので、今度は世界選手権の金メダルを見せたい。(母と息子の世界チャンピオン実現に向けて)母親が世界チャンピオンということは、あまり気にしなかったのですが、仕事をしてから世界チャンピオンという肩書きのすごさを知りました。それまでは(自分は)全日本選手権3位とかしかなく、コンプレックスですね」


 ■92kg級・高谷惣亮(ALSOK)「本来は86kg級の選手なので、92kg級では普通に闘っては勝てないと思っています。スピードやテクニックをうまく使って、パリ・オリンピックにつながる内容を残したい。全日本選抜選手権では自分のタックルを出せたので、それを世界で出せるかです。世界選手権では、安易に金メダルとは言えませんが、パリにつながる闘いをやりたい。弟(74kg級代表の大地)と同じ日に試合なんです。2014年の世界選手権に2人で出場したときも同じ日で、(今回も、と)びっくりしました。同じ日に「TAKATANI」という名前が続けて出るのもいいのではないでしょうか。

 (4月から拓大監督と兼任し)どちらも全力でやっていて、力を入れている比率は10:10です。指導に関しては、至らない点はありますが、両立を目指すことで選手の刺激になればいいと思っています。(9月3日に第一子、一樺ちゃんが誕生し)毎日動画を送ってもらっています。かわいくて仕方ないです。東京オリンピックでの姿を見せたかったのですが、ようやく授かりました。パリ・オリンピックでは父親の闘う姿を見せたいと思います」

 







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