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2022.09.10

2022年世界選手権(セルビア)/エントリー選手・展望(男子フリースタイル)

 

 2022年世界選手権は9月10日からセルビア・ベオグラードで始まる。終盤の男子フリースタイルの各階級のエントリー選手と展望は下記の通り。


男子フリースタイル日程

■いずれも開始日。ファイナル・敗者復活戦へ進む選手は、翌日も試合あり。
■試合開始時間は各日とも午後5時30分(日本時間)で、午後9時半頃まで。1~2時間休憩のあと第2セッションで、ファイナル(3位決定戦・決勝)は午後11時45分からの予定(10日のみ翌午前1時。最終日は第2セッションのみ)

9月15日(木) 男子フリースタイル70・79・86・125kg(成國大志、髙橋夢大、白井勝太、山本泰輝)
   16日(金) 男子フリースタイル57・74・92kg級(長谷川敏裕、高谷大地、高谷惣亮)
   17日(土) 男子フリースタイル61・65・97kg級(樋口黎、山口海輝、石黒峻士)


男子フリースタイル/エントリー選手・展望

 【57kg級】

インドにとって2010年以来の快挙(世界選手権優勝)を目指すラビ・クマール=写真は2020年アジア選手権

 昨年の東京オリンピック王者(ザウール・ウグエフ=ロシア連盟)が不在の中、オリンピック3位で世界選手権優勝のトーマス・ギルマン(米国)、オリンピック2位のラビ・クマール(インド)、世界選手権2位のアリレザ・サーラク(イラン)が争うか。ギルマンは今年のパンアメリカン選手権を、クマールはアジア選手権とコモンウェルス大会を制して好調を維持。

 世界選手権3位のホースト・レール(ドイツ)、今年の欧州選手権優勝のウラジーミル・エゴロフ(北マケドニア)が優勝戦線に加わるか。

 昨年の世界選手権61kg級3位の長谷川敏裕(三恵海運)は、2018年のU23世界選手権57kg級のチャンピオン。61kg級で鍛えた実力で、シニア57kg級を制することができるか。今年の欧州選手権2位のアリアッバス・ルザザデ(アゼルバイジャン)も、2021年のU23世界選手権の優勝選手。シニアの優勝争いに加わる実力はあるだろう。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Thomas GILMAN(米国)=2021年東京オリンピック3位/2021年世界選手権優勝
[2]Ravi KUMAR(インド)=2021年東京オリンピック2位/2022年アジア選手権優勝
[3]Horst LEHR(ドイツ)=2021年世界選手権3位
[4]Alireza SARLAK(イラン)=2021年世界選手権2位
[5]Vladimir EGOROV(北マケドニア)=2022年欧州選手権優勝
[6]Beka BUJIASHVILI(ジョージア)=2022年欧州選手権3位
[7]Oscar TIGREROS URBANO(コロンビア)=2021年東京オリンピック10位
[8]Muhammet KARAVUS(トルコ)=2022年地中海大会優勝

長谷川敏裕(日本)=2021年世界選手権61kg級3位
Zelimkhan ABAKAROV(アルバニア)
Manvel KHNDZRTSYAN(アルメニア)
Georgii OKOROKOV(オーストラリア)
Aliabbas RZAZADE(アゼルバイジャン)
Darthe CAPELLAN(カナダ)
Wanhao ZOU(中国)
Rabby KILANDI(コンゴ民主共和国)
Reineri ORTEGA(キューバ)
Levan VARTANOV(スペイン)
Valentin DAMOUR(フランス)
Diamantino IUNA FAFE(ギニアビサオ)
Edwin SEGURA GUERR
Rakhat KALZHAN(カザフスタン)
Bekbolot MYRZANAZAR UULU(キルギス)
Sunggwon KIM(韓国)
Zanabazar ZANDANBUD(モンゴル)
Ali ABURUMAILA(パレスチナ)
Darian CRUZ(プエルトリコ)
Razvan KOVACS(ルーマニア)
Jakobo TAU(南アフリカ)
Stevan MICIC(セルビア)
Muhamad IKROMOV(タジキスタン)
Kamil KERYMOV(ウクライナ)
Gulomjon ABDULLAEV(ウズベキスタン)


 【61kg級】

欧州に続いて世界を制するか、アルセン・ハルチュニャン(アルメニア)=UWWサイトより

 昨年の欧州&世界王者(アバスガジ・マゴメドフ=ロシア連盟)は不在。空いた座を争うのは、第1シードで昨年3位、今年の欧州チャンピオンのアルセン・ハルチュニャン(アルメニア)、第2シードで東京オリンピック5位のゲオルギ・ワンゲロフ(ブルガリア)、第3シードで2019年世界選手権57kg級2位のスレイマン・アトリ(トルコ)など。

 第8シードながらアジア選手権を制した樋口黎(ミキハウス)もこの中に入る可能性は十分。2019年U23世界選手権57kg級優勝のアンドレウ・レイネリ(キューバ)、東京オリンピック57kg級5位で国際大会の復帰戦となるレザ・アトリ(イラン)が優勝争いに加わるか。

 昨年の世界選手権2位の選手(デイトン・フィックス)を国内予選で破って出てくるセス・グロス(米国)がどこまで上位に食い込めるか。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Arsen HARUTYUNYAN(アルメニア)=2021年世界選手権3位/2022年欧州選手権優勝
[2]Georgi Valentinov VANGELOV(ブルガリア)=2022年欧州選手権3位
[3]Ulukbek ZHOLDOSHBEKOV(キルギス)=2022年アジア選手権3位
[4]Suleyman ATLI(トルコ)=2022年欧州選手権2位
[5]Eduard GRIGOREV(ポーランド)=2022年欧州選手権3位
[6]Teimuraz VANISHVILI(ジョージア)=2022年マテオ・ペリコネ国際大会3位
[7]Islam BAZARGANOV(アゼルバイジャン)=2022年欧州選手権8位
[8]樋口黎(日本)=2022年アジア選手権優勝

Islam DUDAEV(アルバニア)
Jason LUNEAU(カナダ)
Minghu LIU(中国)
Jordan KABONGO(コンゴ民主共和国)
Reineri ANDREU ORTEGA(キューバ)
Khamzat ARSAMERZOUEV(フランス)
UDIT(インド)
Reza ATRI(イラン)
Assyl AITAKYN(カザフスタン)
Insang CHOI(韓国)
Igor CHICHIOI(モルドバ)
Narankhuu NARMANDAKH(モンゴル)
Besir ALILI(北マケドニア)
Ali ABURUMAILA(パレスチナ)
Joseph SILVA(プエルトリコ)
Nikolai OKHLOPKOV(ルーマニア)
Jafar FASHER(スーダン)
Hikmatullo VOHIDOV(タジキスタン)
Andrii DZHELEP(ウクライナ)
Seth GROSS(米国)
Jahongirmirza TUROBOV(ウズベキスタン)


 【65kg級】

東京オリンピックで優勝を逃したハジ・アリエフ(アゼルバイジャン)。世界選手権でチャンピオンを勝ち取れるか

 東京オリンピック王者(乙黒拓斗)は不出場。同2位のハジ・アリエフ(アゼルバイジャン)と同3位のバジラン・プニア(インド)、今年の欧州選手権でアリエフを破って優勝したオリンピック5位のイスマイル・ムスカエフ(ハンガリー)らが優勝を争うか。アリエフはイスラム競技大会で優勝、プニアはコモンウェルス大会優勝と、今年も実績を残している。

 昨年の世界選手権3位のアリベク・オスモノフ(キルギス)のほか、世界カデット選手権2度優勝を経て2020年パンアメリカン選手権優勝のイアンニ・ディアコミハリス(米国)、世界カデット選手権2度と世界ジュニア選手権を1度制して今年のアジア王者に輝いたラフマン・アモウザド(イラン)の若い世代で世界一になった選手が、前記3選手の闘いに入っていけるか。

 2019年世界ジュニア選手権61kg級優勝の山口海輝(日体大助手)も、今年のアジア選手権で銅メダルを獲得し、順調に実力をつけている。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Haji ALIEV(アゼルバイジャン)=2021年東京オリンピック2位/2022年欧州選手権2位
[2]Bajrang Punia(インド)=2021年東京オリンピック3位
[3]Sebastian C RIVERA(プエルトリコ)=2022年パンアメリカン選手権2位
[4]Iszmail MUSZUKAJEV(ハンガリー)=2021年東京オリンピック5位/2022年欧州選手権優勝
[5]Alibek OSMONOV(キルギス)=2021年世界選手権3位
[6]Krzysztof BIENKOWSKI(ポーランド)=2021年世界選手権5位
[7]Vazgen TEVANYAN(アルメニア)=2021年世界選手権9位
[8]Munir Recep AKTAS(トルコ)=2022年欧州選手権3位

Agustin DESTRIBATS(アルゼンチン)
Haji ALI(バーレーン)
Vladimir DUBOV(ブルガリア)
Lachlan MCNEIL(カナダ)
Raby BAPELEKIA(コンゴ共和国)
Shaohua YUAN(中国)
Norva BUKASA(コンゴ民主共和国)
Alejandro VALDES(キューバ)
Arman ELOYAN(フランス)
Mbunde CUMBA MBALI(ギニアビサオ)
Beka LOMTADZE(ジョージア)
Alexander SEMISOROW(ドイツ)
Rahman AMOUZAD(イラン)
山口海輝(日本)
Adil OSPANOV(カザフスタン)
Junsik YUN(韓国)
Vitalie BUNICI(モルドバ)
Tsogbadrakh TSEVEENSUREN(モンゴル)
Jean BANDOU(モーリシャス)
Stefan COMAN(ルーマニア)
Erik ARUSHANIAN(ウクライナ)
John DIAKOMIHALIS(米国)
Abbos RAKHMONOV(ウズベキスタン)


 【70kg級】

昨年3位で今年の欧州選手権を制したズラビ・イアコビシビリ(ジョージア)

 昨年の世界王者(マゴメドムラド・ガジエフ=ポーランド)は不出場。世界選手権2位でU23世界選手権優勝のエルナザ・アクマタリエフ(キルギス)が第1シード。今年はアジア選手権で2位だったが、イスラム競技大会で優勝し、弾みをつけている。

 昨年の世界選手権3位で第2シードのズラビ・イアコビシビリ(ジョージア)は欧州選手権優勝と好調。昨年65kg級2位で階級を上げて「ヤシャ・ドク国際大会」(トルコ)を制したアミール・ヤズダニチャラティ(イラン)とともに世界選手権での実績を持つ選手が、どこまでやるか。

 アジア選手権でアクマタリエフを破って優勝した成國大志(MTX GOLDKIDS)、昨年のアジア選手権優勝のシルバズ・タルガド(カザフスタン)のアジア勢がキルギス、イランをしのげるか。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Ernazar AKMATALIEV(キルギス)=2021年世界選手権2位/2022年アジア選手権2位
[2]Zurabi IAKOBISHVILI(ジョージア)=2021年世界選手権3位/2022年欧州選手権優勝
[3]Arman ANDREASYAN(アルメニア)=2022年欧州選手権2位
[4]Syrbaz TALGAT(カザフスタン)=2022年アジア選手権3位
[5]Amirmohammad Babak YAZDANICHERATI(イラン)=2021年世界選手権65kg級2位
[6]Zain Allen RETHERFORD(米国)=2022年パンアメリカン選手権6位
[7]Selahattin KILICSALLAYAN(トルコ)=2022年欧州選手権5位
[8]Bacar NDUM(ギニアビサオ)=2022年アフリカ選手権優勝

成國大志(日本)=2022年アジア選手権優勝
Joshgun AZIMOV(アゼルバイジャン)
Ramazan RAMAZANOV(ブルガリア)
Vincent DE MARINIS(カナダ)
Elie DJEKOUNDAKOM DJERAYOM(チャド)
Nuerlanbieke WURENIBAI(中国)
Anthony WESLEY(カーボベルデ)
Kevin HENKEL(ドイツ)
Daniel ANTAL(ハンガリー)
Karan MOR(インド)
Joshua FINESILVER(イスラエル)
Gianluca TALAMO(イタリア)
Yongseok JEONG(韓国)
Maxim SACULTAN(モルドバ)
Temuulen ENKHTUYA(モンゴル)
Fati VEJSELI(北マケドニア)
Marc DIETSCHE(スイス)
Daniel CHOMANIC(スロバキア)
Servet COSKUN(トルコ)
Oleksii BORUTA(ウクライナ)
Nodir RAKHIMOV(ウズベキスタン)


 【74kg級】

世界選手権4大会連続優勝を目指すカイル・デイク(米国)

 昨年の東京オリンピック3位で世界選手権優勝のカイル・デイク(米国)が、世界選手権4大会連続優勝に挑む(2018・19年は79kg級での優勝)。今年はパンアメリカン選手権優勝と実力をキープ。

 挑むのは、昨年の世界選手権2位で今年の欧州選手権を制した第2シードのタイムラス・サルカザノフ(スロバキア)、第3シードで65・70kg級に続く3階級制覇を目指すフランク・チャミゾ(イタリア)など。

 今年のアジア選手権を制したヨネス・エマミチョガイエイ(イラン)、2019年にU23世界選手権65kg級を制し、今年の欧州選手権3位のツラン・バイラモフ(アゼルバイジャン)、ロシア時代の2014年に70kg級で世界選手権を制したヘティク・ツァボロフ(セルビア)らが優勝争いに加われるか。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Kyle Douglas DAKE(米国)=2021年東京オリンピック3位/2021年世界選手権優勝
[2]Tajmuraz SALKAZANOV(スロバキア)=2021年世界選手権2位/2022年欧州選手権優勝
[3]Frank CHAMIZO MARQUEZ(イタリア)=2022年欧州選手権2位
[4]Turan BAYRAMOV(アゼルバイジャン)=2022年欧州選手権3位
[5]Yones Aliakbar EMAMICHOGHAEI(イラン)=2022年アジア選手権優勝
[6]Hetik CABOLOV(セルビア)=2021年世界選手権7位
[7]Soner DEMIRTAS(トルコ)=2022年ヤシャ・ドク国際大会優勝
[8]Mitchell Louis FINESILVER(イスラエル)=2022年マテオ・ペリコネ国際大会3位

高谷大地(日本)=2022年アジア選手権3位
Hrayr ALIKHANYAN(アルメニア)
Simon MARCHL(オーストリア)
Cesar ALVAN(ブラジル)
Miroslav KIROV(ブルガリア)
Patrik LEDER(カナダ)
Menghejigan MENGHEJIGAN(中国)
Redy MUPOMPA(コンゴ民主共和国)
Franklin MAREN CASTILLO(キューバ)
Mohammad MOTTAGHINIA (スペイン)
Aimar ANDRUSE(エストニア)
Giorgi SULAVA(ジョージア)
Enrique PEREZ CASTELLANOS(グアテマラ)
Sagar JAGLAN(インド)
Nurkozha KAIPANOV(カザフスタン)
Mathayo MAHABILA(ケニア)
Islambek OROZBEKOV(キルギス)
Byungmin GONG(韓国)
Vasile DIACON(モルドバ)
Suldkhuu OLONBAYAR(モンゴル)
Jean STE MARIE (モーリシャス)
Kamil RYBICKI(ポーランド)
Franklin GOMEZ(プエルトリコ)
Maxim VASILIOGLO(ルーマニア)
Malik AMINE(サンマリノ)
Zielimkhan TOHUZOV(ウクライナ)
Asomiddin HASANOV(ウズベキスタン)


 【79kg級】

79kg級で連勝街道を続けるか、ジョーダン・バローズ(米国)

 昨年の世界選手権の覇者、ジョーダン・バローズ(米国)が第1シードで参戦。74kg級時代を含めて6度目の世界選手権優勝(オリンピックを含めると7度目の世界一)を目指す。今年はヤシャ・ドク国際大会(トルコ)とパンアメリカン選手権で優勝と好調。

 昨年2位のモハマド・ノホディラリミ(イラン)が第2シードで挑む。今年のU23とシニアの欧州選手権優勝のゲオルギオス・コウギオムチディス(ギリシャ)、世界選手権5位のアルマン・アバギャン(アルメニア)らが、米国とイランの闘いに割って入れるか。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Jordan Ernest BURROUGHS(米国)=2021年世界選手権優勝
[2]Mohammad Ashghar NOKHODILARIMI(イラン)=2021年世界選手権2位
[3]Georgios KOUGIOUMTSIDIS(ギリシャ)=2022年欧州選手権優勝
[4]Arman AVAGYAN(アルメニア)=2021年世界選手権5位
[5]Vladimeri GAMKRELIDZE(ジョージア)=2022年欧州選手権3位
[6]Muhammet AKDENIZ(トルコ)=2022年欧州選手権3位
[7]Saifedine ALEKMA(フランス)=2021年欧州選手権2位
[8]Baliyan GOURAV(インド)=2022年アジア選手権2位

髙橋夢大(日本)
Gadzhimurad OMAROV(アゼルバイジャン)
Ali UMARPASHAEV(ブルガリア)
Samuel BARMISH(カナダ)
Shengsong XIA(中国)
Assane BALLO(コートジボアール)
Andy MUKENDI(コンゴ民主共和国)
Erik REINBOK(エストニア)
Csaba VIDA(ハンガリー)
Deepak MIRKA(インド)
Dan TSESARSKY(イスラエル)
Bolat SAKAYEV(カザフスタン)
Brian OLOO(ケニア)
Arsalan BUDAZHAPOV(キルギス)
Bumgue SEO(韓国)
Alans AMIROVS(ラトビア)
Eugeniu MIHALCEAN(モルドバ)
Dulguun ALTANZUL(モンゴル)
Dejan MITROV(北マケドニア)
Iakub SHIKHDZHAMALOV(ルーマニア)
Akhsarbek GULAEV(スロバキア)
Shuhrat BOZOROV(タジキスタン)
Sahergeldi SAPARMYRADOV(トルクメニスタン)
Vasyl MYKHAILOV(ウクライナ)
 Mark HALL(米国)
Bekzod ABDURAKHMONOV(ウズベキスタン)


 【86kg級】

今年も宿敵と激突か? イランの英雄、ハッサン・ヤズダニチャラティ

 昨年の東京オリンピックと世界選手権で決勝を争ったデービッド・テーラー(米国)ハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)が、今回も決勝で激突するか。オリンピックはテーラー、世界選手権はヤズダニチャラティがそれぞれ勝利。今回はどうなるか。

 米国生まれながらサンマリノ国籍で東京オリンピックに出場し、銅メダルのマイリー・アミンは今年の欧州選手権と地中海大会で優勝。変わらぬ実力を見せている。シード順からして準決勝でテーラーと対戦する。

 欧州選手権2位のアブバクル・アバカロフ(アゼルバイジャン)、昨年5位で今年のアジア選手権優勝のアザマト・ダウレトベコフ(カザフスタン)、2019年世界選手権2位で今年のアジア選手権2位のディーパック・プニア(イラン)らが、どこまで上位に食い込めるか。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Hassan YAZDANICHARATI(イラン)=2021年東京オリンピック2位/2021年世界選手権優勝
[2]David Morris TAYLOR III(米国)=2021年東京オリンピック優勝/2021年世界選手権2位
[3]Myles Nazem AMINE(サンマリノ)=2022年欧州選手権優勝
[4]Abubakr ABAKAROV(アゼルバイジャン)=2022年欧州選手権2位
[5]Boris MAKOEV(スロバキア)=2021年世界選手権5位
[6]Azamat DAULETBEKOV(カザフスタン)=2022年アジア選手権優勝
[7]Deepak PUNIA(インド)=2022年アジア選手権2位
[8]Ethan Adrian RAMOS(プエルトリコ)=2021年世界選手権7位

白井勝太(日本)
Benjamin GREIL(オーストリア)
Akhmed MAGAMAEV(ブルガリア)
Alexander MOORE(カナダ)
Zushen LIN(中国)
Barthelemy TSHOSHA(コンゴ民主共和国)
Yurieski TORREBLANCA(キューバ)
Taimuraz FRIEV (スペイン)
Rakhim MAGAMADOV(フランス)
Tarzan MAISURADZE(ジョージア)
Lars SCHAEFLE(ドイツ)
Patrik PUESPOEKI(ハンガリー)
Aron CANEVA(イタリア)
Gwanuk KIM(韓国)
Ivars SAMUSONOKS(ラトビア)
Kornelijus STULGINSKAS(リトアニア)
Ivan ICHIZLI(モルドバ)
Gankhuyag GANBAATAR(モンゴル)
Sebastian JEZIERZANSKI(ポーランド)
Stefan REICHMUTH(スイス)
Dovletmyrat ORAZGYLYJOV(トルクメニスタン)
Fatih ERDIN(トルコ)
Mukhammed ALIIEV(ウクライナ)
Bobur ISLOMOV(ウズベキスタン)


 【92kg級】

連覇を目指すカムラン・ガセンプール(イラン)

 昨年の世界選手権の上位選手が優勝を争いそう。第1シードは王者のカムラン・ガセンプール(イラン)で,今年は5月のUWWランキング大会(カザフスタン)で優勝。第2シードが同3位のオスマン・ヌルマゴメドフ(アゼルバイジャン)で、昨年のU23世界選手権や今年の「マテオ・ペリコネ国際大会」(イタリア)などで優勝。

 第3シードは同3位で、92kg級で2度世界一になっているジェーデン・コックス(米国)。今年はパンアメリカン選手権で優勝している。

 昨年5位のアンドリ・ブラソフ(ウクライナ)、アジア選手権2位のオルギロフ・ダグバドルジ(モンゴル)らが決勝に残ることができるか。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Kamran GHASEMPOUR(イラン)=2021年世界選手権優勝
[2]Osman NURMAGOMEDOV(アゼルバイジャン)=2021年世界選手権3位
[3]Jden COX(米国)=2021年世界選手権3位
[4]Andrii VLASOV(ウクライナ)=2021年世界選手権5位
[5]Viky VIKY(インド)=2022年アジア選手権3位
[6]Adilet DAVLUMBAYEV(カザフスタン)=2022年アジア選手権3位
[7]Miriani MAISURADZE(ジョージア)=2022年欧州選手権3位
[8]Orgilokh DAGVADORJ(モンゴル)=2022年アジア選手権2位

高谷惣亮(日本)
Ahmed BATAEV(ブルガリア)
Richard DESCHATELETS(カナダ)
Yuxiang BI(中国)
Aron MBO(コンゴ民主共和国)
Maxwell LACEY(コスタリカ)
Johannes MAYER(ドイツ)
Simone IANNATTONI(イタリア)
Jinmyeong KIM(韓国)
Georgii RUBAEV(モルドバ)
Radoslaw MARCINKIEWICZ(ポーランド)
Johan MOSTERT(南アフリカ)
Strahinja DESPIC(セルビア)
Feyzullah AKTURK(トルコ)


【97kg級】

ロシア不出場の好機を生かせるか、カイル・スナイダー(米国)

 絶対的な王者(アブデュラシド・サデュラエフ=ロシア連盟)は不出場。昨年の東京オリンピックと世界選手権で2位だったカイル・スナイダー(米国)が圧倒的に有利な状況となった。今年はヤリギン国際大会(ロシア)、パンアメリカン選手権、UWWランキング大会(チュニジア)と優勝を重ねている。

 昨年7位ながら第2シードのマゴメドガジ・ヌロフ(北マケドニア)、昨年3位で第4シードのマゴメド・ザカリエフ(ウクライナ)が、その牙城を崩せるか。

 アジアからは、今年のアジア選手権優勝のモハマドホセイン・モハマディアン(イラン)、昨年5位で今年のアジア選手権2位のバツル・ウルジサイハン(モンゴル)らがスナイダーの壁を敗れるか。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Kyle Frederick SNYDER(米国)=2021年東京オリンピック2位/2021年世界選手権2位
[2]Magomedgadji Omardibirovich NUROV(北マケドニア)=2021年世界選手権7位
[3]Batzul ULZIISAIKHAN(モンゴル)=2022年アジア選手権2位
[4]Magomed ZAKARIEV(ウクライナ)=2021年世界選手権3位
[5]Mohammadhossein Askari MOHAMMADIAN(イラン)=2022年アジア選手権優勝
[6]Batyrbek TSAKULOV(スロバキア)=2022年欧州選手権3位
[7]Radu LEFTER(モルドバ)=2021年世界選手権8位
[8]Mamed IBRAGIMOV(カザフスタン)=2022年アジア選手権3位

石黒峻士(日本)
Magomedkhan MAGOMEDOV(アゼルバイジャン)
Nishan RANDHAWA(カナダ)
Tuerxunbieke MUHEITE(中国)
Ulrich MANOUAN(コートジボアール)
Givi MATCHARASHVILI(ジョージア)
Erik THIELE(ドイツ)
Vladislav BAITSAEV(ハンガリー)
Deepak NEHRA(インド)
Benjamin HONIS(イタリア)
Minwon SEO(韓国)
Lukas KRASAUSKAS(リトアニア)
Zbigniew BARANOWSKI(ポーランド)
Samuel SCHERRER(スイス)
Mucahit CELIK(トルコ)


 【125kg級】

王者返り咲きを目指すゲノ・ペトリアシビリ(ジョージア)

 2017~19年に3年連続世界選手権を制したゲノ・ペトリアシビリ(ジョージア)が第1シード。昨年は東京オリンピックと世界選手権でともに2位だったので、今年はそのリベンジに臨む。今年の欧州選手権は、オリンピック1度と世界選手権2度優勝の実績を持ち東京オリンピック3位のタハ・アクグエル(トルコ)に敗れた。

 第2シードのアクグエルは今年、「ヤシャ・ドク国際大会」(トルコ)でも優勝しており、2016年リオデジャネイロ・オリンピック以来の世界一に挑む。第3シードは東京オリンピック3位で世界選手権優勝のアミール・ホセイン・ザレ(イラン)。今年は6月のUWWランキング大会(カザフスタン)で優勝している。

 昨年3位のルハグバゲレル・ムフツル(モンゴル)、今年のパンアメリカン選手権とコモンウェルス大会を制したアマルビーア・デシ(カナダ)、東京オリンピック97kg級3位のレイネリス・サラス・ペレス(キューバ)らが優勝戦線をにぎわすか。

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《エントリー選手》=カッコ内の数字はシード順。選手が交代した場合、シード順に変更があります
[1]Geno PETRIASHVILI(ジョージア)=2021年東京オリンピック2位/2021年世界選手権2位
[2]Taha AKGUL(トルコ)=2021年東京オリンピック3位/2021年世界選手権3位
[3]Amir Hossein Abbas ZARE(イラン)=2021年世界選手権優勝
[4]Lkhagvagerel MUNKHTUR(モンゴル)=2021年世界選手権3位
[5]Gennadij CUDINOVIC(ドイツ)=2021年東京オリンピック8位
[6]Robert BARAN(ポーランド)=2022年欧州選手権3位
[7]Zhiwei DENG(中国)=2021年東京オリンピック5位
[8]Amarveer DHESI(カナダ)=2022年パンアメリカン選手権優勝

山本泰輝(日本)
Catriel MURIEL(アルゼンチン)
Aydin AHMADOV(アゼルバイジャン)
Reineris SALAS PEREZ(キューバ)
Youssif HEMIDA(エジプト)
Jere HEINO(フィンランド)
Azamat KHOSONOV(ギリシャ)
Daniel LIGETI(ハンガリー)
Dinesh DHANKAR(インド)
Abraham CONYEDO(イタリア)
Oleg BOLTIN(カザフスタン)
Yeihyun JUNG(韓国)
Samhan JABRAILOV(モルドバ)
Magomedgadzhi NURASULOV(セルビア)
Abdullah KARIM(シリア)
Zyyamuhammet SAPAROV(トルクメニスタン)
Oleksandr KHOTSIANIVSKYI(ウクライナ)
Hayden ZILLMER(米国)
Khasanboy RAKHIMOV(ウズベキスタン)

 

 







2023年世界選手権/激戦の跡
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