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2022.09.18

【2022年世界選手権・特集】健闘選手の声(高谷大地、山口海輝、石黒峻士)

 

(2022年9月17日、セルビア・ベオグラード / 取材=布施鋼治)


 ■男子フリースタイル74㎏級・高谷大地(自衛隊=トルコとの敗者復活戦に0-5で敗れ、3位決定戦に進めず)「攻撃が単発になってしまった。トルコの選手は動きが独特で、そんなに力は入っていなかったけど、守るところは守ってくる相手だった。つかみどころのない相手に対して、どういうレスリングをすればいいのか。(対戦相手の)情報不足だったと思う。今後はそういう部分も必要になってくる。

 正直、自分のタックルへの過信もあったのかと思う。でも、今回の世界選手権出場で自分はとてつもない量の収穫を得られたと思っています。1回戦ではアジアのトップ選手とほぼ互角に渡りあい、どっちに転んでもおかしくない勝負で勝ち切ることができた。続く2回戦では、日本選手相手だったらスピードと勢いで取れていたけど、海外の選手だとそこから勝負をしてくる。『これくらいで取れるだろう』という自分の甘さを再確認できた。世界選手権という大舞台で2回計量を経験させてもらったということも、今後の大きなアドバンテージになってくると思う」


 ■男子フリースタイル65kg級・山口海輝(日体大助手=2回戦のウズベキスタン戦で、5-0から5-5になって逆転負け)「(第1ピリオドの終了直前に)相手の攻撃を受けたときに、ぎっくり腰みたいになって力が入らなくなった。後半、構えが安定できなかった。それも実力。万全の状態で最後まで闘えなければ勝てない。そこまでは自分のペースで、このまま行ける、と思った。

 1回戦では自分のアタックができて、いい流れで2回戦に臨めたのですが…。また、1から頑張りたい。実力は、ついてきているとは思うけど、取り切れる練習をしっかりして、12月(の全日本選手権)に向かいたい。来月のU23世界選手権には出場予定ですが、けがの状況を見たい」


 ■男子フリースタイル97㎏級・石黒峻士(新日本プロレス職=初戦でトルコに5-6で惜敗)「今回は自分のペースで闘うことが課題だった。攻める回数は少なかったけど、自分のタックルやテクニックが海外で通用しないわけではない。それが確認できた。

 今回自分の構えだったり、攻め方を少し変えました。試合の直前になっても、それが変わらないように自分の重心や組手のとり方や構えを意識して試合に臨みました。自分のタックルで2回取ることもでき、組み手負けすることもなかった。今までは自信がないまま練習してきたところもある。もう少し自信を持って自分の技に磨きをかけていきたい。日本では圧倒的な差をつけ、パリ・オリンピックを目指して頑張りたい」







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