【10.2～5栃木国体・展望】バトバヤル・ナムバルダグワ（千葉・日体大柏）が7個目の高校タイトルに挑戦…少年男子グレコローマン
※エントリーによる予想で、負傷による棄権・選手交代等は勘案しておりません
競技日程
10月2日（日）・3日（月） 成年男子フリースタイル／女子／少年男子フリースタイル
4日（火）・5日（水） 成年男子グレコローマン／少年男子グレコローマン
少年男子グレコローマン・展望
【51kg級】《トーナメント表》
▲森下大輔（和歌山・和歌山北高）
U17アジア選手権で銅メダルを取り、全国高校生グレコローマン選手権で全試合テクニカルフォール勝ちの優勝を飾った森下大輔（和歌山・和歌山北）が、高校最後の大会でも圧勝で優勝するか。
反対ブロックは、同2位の小川大和（長崎・島原）と同3位の怡土悠馬（佐賀・鳥栖工）の争いか。どちらが勝ち上がって森下に挑戦するか。
【55kg級】《トーナメント表》
▲金澤孝羽（東京・自由ヶ丘学園）
JOCジュニアオリンピックカップU17で優勝し、U17世界選手権で5位入賞の金澤孝羽（東京・自由ヶ丘学園）が優勝候補の筆頭と言えよう。全国高校生グレコローマン選手権は棄権を余儀なくされただけに、本領を発揮したいところ。
同選手権チャンピオン（松村祥太郎＝千葉・日体大柏）はフリースタイルに出場するので、同2位の永井陸（埼玉・花咲徳栄）、同3位の徳原誠馬（高知・高知東）はこのチャンスを生かしたいところ。
【60kg級】《トーナメント表》
全国高校グレコローマン選手権のチャンピオン（荻野大河＝埼玉・埼玉栄）はフリースタイルに出場。同2位の木村太智（千葉・日体大柏）、3位の栁瀨陸（滋賀・日野）と山田康介（群馬・館林）が空いた座を目指す。U17アジア選手権出場を経験した八隅士和（東京・自由ヶ丘学園）の台頭はあるか。
【65kg級】《トーナメント表》
全国高校生グレコローマン選手権の1位（鈴木飛来＝山梨・韮崎工）と2位（山下凌弥＝千葉・日体大柏）が不在で、さらに3位の一人（細川周＝京都・丹後緑風）もいない。もう一人の3位の松原拓郎（佐賀・鳥栖工）は、確実にこのチャンスをつかみたいところ。
【71kg級】《トーナメント表》
▲角出直生（石川・志賀）
全国高校生グレコローマン選手権優勝の角出直生（石川・志賀）は、U17世界選手権出場を経験し（7位）、その勢いをもっての栄冠だった。さらなる飛躍を見せるか。同2位の菊田創（埼玉・埼玉栄）はU20のアジア選手権出場を果たしており、やはり国際舞台を経験している。
同選手権決勝は、角出が3－1の勝利で、実力は拮抗。決勝で再度の顔合わせなるか。
【80kg級】《トーナメント表》
全国高校生グレコローマン選手権優勝の島袋希理瑠（山梨・韮崎工）と同2位の掛川零恩（山口・豊浦）の再度の争いとなるか。JOCジュニアオリンピックカップU17-80kg級2位の渡辺虎汰郎（新潟・八海）が飛び出せるか。
【92kg級】《トーナメント表》
▲植木優斗（栃木・足利大附）
全国高校生グレコローマン選手権の1～3位の4選手がそろった。優勝の植木優斗（栃木・足利大附）は、地元で高校の大会の有終の美を飾りたい。同２位の金澤空大（千葉・日体大柏）はフリースタイルが中心の選手で、U17世界選手権にも出場している。スタイルは違うが、国際大会の経験を生かして栄冠を勝ち取れるか。
同３位の菊地和（北海道・帯広北）が植木のブロック、矢作元貴（東京・日本工大駒場）が金澤のブロック。勝ち上がれば、全国高校生グレコローマン選手権とは別の選手と準決勝を闘う。壁を破って決勝へ進めるか。
【125kg級】《トーナメント表》
▲バトバヤル・ナムバルダグワ（千葉・日体大柏）
バトバヤル・ナムバルダグワ（千葉・日体大柏）が、全国高校選抜大会、インターハイ、全国高校生グレコローマン選手権に続いて今季4冠目を目指す。昨年の３冠と合わせ、7冠を獲得して高校の大会の最後を飾るか。全国高校生グレコローマン選手権では、全試合フォールかテクニカルフォール勝ちだった。唯一、ポイントを取った選手（能瀬龍樹＝石川・志賀）はフリースタイルに出るので、優勝の可能性は大きく広がっている。
同2位の中沢遥貴（山梨・甲府城西）、3位の織山昭成（秋田・秋田商）が一矢報いることができるか。
