池田龍斗と日下尚が銅メダル…2022年U23世界選手権・第1日（1）

　2022年U23世界選手権第2日は10月18日、前日始まった男子グレコローマン５階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、3位決定戦に進んだ3選手のうち、63kg級の池田龍斗（日体クラブ）と77kg級の日下尚（日体大）が勝って銅メダルを獲得、55kg級の松井謙（日体大）は敗れて5位に終わった。敗者復活戦に回った130kg級の西村麻凜（国士舘大）は敗れて上位進出ならなかった。

▲U23欧州2位の選手を破って銅メダルの池田龍斗（日体クラブ）＝チーム提供

　池田は敗者復活戦でエジプト選手を破って3位決定戦へ進出。U23欧州選手権2位のジヤ・ババショフ（アゼルバイジャン）に1－1のスコアのラストポイントで勝利。3度目の国際大会で初のメダルを手にした。

　日下は、敗者復活戦を勝ち上がってきたアジア選手権72kg級優勝のモハマド・レザ・モフタリ（イラン）と対戦。3－1で勝ち銅メダルを手にした。2018・19年のアジア・ジュニア（現U20）選手権銅メダル以来の国際大会のメダル獲得。

▲1階級下のアジア王者を破って銅メダルの日下尚（日体大）＝チーム提供

　松井は、昨年の欧州ジュニア選手権2位のジョージア選手に黒星。西村は、昨年のシニア世界王者のアリアクバー・ホセイン・ユーセフィ（イラン）に敗れた。

　各選手の成績は下記の通り。

男子グレコローマン

　【55kg級】松井謙（日体大）　　　5位＝14選手出場《トーナメント表》
３決戦　 ●［Ｔフォール、1:57=0-8］Giorgi TOKHADZE（ジョージア）

（以下、前日に実施）
準決勝　●［Ｔフォール、4:22=0-8］Nihad GULUZADE（アゼルバイジャン）
２回戦　○［8-2］Camden Noah RUSSELL（米国）
１回戦　○［Ｔフォール、5:06=18-10］Taalaibek BEISHENBEK UULU（キルギス）

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　【63kg級】池田龍斗（日体クラブ）　　　3位＝19選手出場《トーナメント表》
３決戦　○［1-1］Ziya BABASHOV（アゼルバイジャン）
敗復戦　○［12-11］Ahmed Fouad Fouad Hussein BAGHDOUDA（エジプト）

（以下、前日に実施）
３回戦　●［1-7］ Iman Hossein Khoon MOHAMMADI（イラン）
２回戦　○［4-2］Krisztian KECSKEMETI（ハンガリー）
１回戦　　ＢＹＥ

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　【77kg級】日下尚（日体大）　　　３位＝23選手出場《トーナメント表》
３決戦　○［3-1］Mohammad Reza Hojatollah MOKHTARI（イラン）

（以下、前日に実施）
準決勝　●［5-9］Malkhas AMOYAN（アルメニア）
３回戦　○［7-0］Idris Hanpasaevic IBAEV（ドイツ）
２回戦　○［フォール、1:48=7-0］Junior Gustavo BENITEZ ORTIZ（スペイン）
１回戦　○［Ｔフォール、3:36=10-0］Akseli Elias YLI HANNUKSELA（フィンランド）

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　【130kg級】西村麻凜（国士舘大）　　　13位＝15選手出場《トーナメント表》
敗復戦　●［フォール、1:26=0-4］Aliakbar Hossein YOUSOFIAHMADCHALI（イラン）

（以下、前日に実施）
１回戦　●［フォール、0-4］Mykhailo VYSHNYVETSKYI（ウクライナ）

《以下、前日に実施。最終順位を入れた成績》

　【87kg級】向井識起（自衛隊）　　　13位＝20選手出場《トーナメント表》
１回戦　●［2-4］Szymon SZYMONOWICZ（ポーランド）

※敗者復活戦に回れず