曽我部京太郎（日体大）が銅メダル、国別対抗得点は5位…2022年U23世界選手権・第3日（1）

　2022年U23世界選手権・第3日は10月19日、スペイン・ポンテベドラで前日開始の男子グレコローマン5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、3位決定戦に進んだ67kg級の曽我部京太郎（日体大）が勝って銅メダルを獲得。72kg級の小林大悟（拓大）は敗れて5位に終わった。82kg級の樋口徹心（日体大）は敗者復活戦で敗れた。

　曽我部は、敗者復活戦を勝ち上がってきた昨年の世界ジュニア（現U20）選手権2位のサハク・ホブハニシャン（アルメニア）と対戦。1点を先制されながら第2ピリオドに逆転。3－1で勝ち、今年7月の「ピトラシンスキ国際大会」（ポーランド）銀メダルに続くメダルを獲得した。

▲日本3個目の銅メダルを取った曽我部京太郎（日体大）

　小林は敗者復活戦でギリシャ選手を破ったが、3位決定戦ではビカス（インド）に0－6で敗れ、メダルを逃した。樋口は敗者復活戦でトルコ選手に敗れ、銅メダルに手が届かなかった。

　男子グレコローマンは全日程を終了。日本は前日と合わせて「銅3個」を獲得。メダルの数ではこれまでで最高となった。国別対抗得点は89点でアゼルバイジャンと並び、上位選手数の差で5位となった。3階級を制したイランが138点で優勝し、2位はジョージア（101点）、3位はトルコ（93点）。

　各選手の成績は下記の通り。

男子グレコローマン

　【67kg級】曽我部京太郎（日体大）　　　３位＝22選手出場《トーナメント表》
３決戦　○［3-1］Sahak HOVHANNISYAN（アルメニア）

（以下、前日に実施）
準決勝　●［Ｔフォール、4:15=1-9］Gagik Mishai SNJOYAN（フランス）
３回戦　○［Ｔフォール、3:17=13-4］Peyton Louis OMANIA（米国）
２回戦　○［9-5］Ramazan Can AKTAS（トルコ）
１回戦　　ＢＹＥ

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　【72kg級】小林大悟（拓大）　　　5位＝24選手出場《トーナメント表》
３決戦　●［0-6］Vikas VIKAS（インド）
敗復戦　○［6-1］Georgios Theodoros SOTIRIADIS（ギリシャ）

（以下、前日に実施）
３回戦　●［5-11］Pavel PUKLAVEC（クロアチア）
２回戦　○［8-5］Yerassyl NURBOSSYNOV（カザフスタン）
１回戦　　ＢＹＥ

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　【82kg級】樋口徹心（日体大）　　　7位＝24選手出場《トーナメント表》
敗復戦　●［Ｔフォール、2:12=1-10］Ali Halil HUNC（トルコ）

（以下、前日に実施）
３回戦　●［Ｔフォール、2:20=0-8］Karlo KODRIC（クロアチア）
２回戦　○［不戦勝］Jones Simao Antonio MABUNGU（アンゴラ）
１回戦　○［Ｔフォール、4:12=11-2］Toyly ORAZOV（トルクメニスタン）

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　《国別対抗得点》

［1］イラン 138点、［2］ジョージア 101点、［3］トルコ 93点、［4］アゼルバイジャン 89点（金1）、［5］日本 89点（金0）、［6］アルメニア 70点、［7］ハンガリー 67点、［8］ウクライナ 58点

《以下、前日に実施。最終順位を入れた成績》

　【60kg級】稲葉海人（日体大大学院）　　　7位＝17選手出場《トーナメント表》
３回戦　●［Ｔフォール、1:49=0-9］Irakli DZIMISTARISHVILI（ジョージア）
２回戦　○［フォール、2:03=6-0］Aser EBRO RODRIGUEZ（スペイン）
１回戦　　ＢＹＥ

※敗者復活戦に回れず

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　【97kg級】仲里優力（佐賀県スポーツ協会）　　　7位＝22選手出場《トーナメント表》
３回戦　●［1-5］Giorgi KATSANASHVILI（ジョージア）
２回戦　○［5-0］Islam UMAYEV（カザフスタン）
１回戦　○［負傷棄権、4:03=3-0］Anton Erich VIEWEG（ドイツ）

※敗者復活戦に回れず