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2022.10.24

白井達也(日体大)が優勝…2022年U23世界選手権・最終日

 

 2022年U23世界選手権最終日は10月23日、スペイン・ポンテベドラで前日開始の男子フリースタイル5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ86kg級の白井達也(日体大)が2019年世界ジュニア(現U20)選手権3位のトレント・ヒドレイ(米国)に3-3のビッグポイントの差によって勝ち、この大会、男子で唯一の金メダルを獲得した。敗者復活戦に回った125kg級の出頭海(中大)は敗れて上位入賞はならなかった。

▲今大会、男子唯一の金メダルを取った白井達也(日体大)=UWWサイトより

 白井は第1ピリオド、0-2とリードされたあと1-2とし、第2ピリオド序盤にタックルでテークダウンを決めて逆転。最後に技術回避コーションを受けて3-3とされたが、内容で勝利を引き寄せた。2019年アジア・ジュニア選手権優勝に続く2度目の国際大会の優勝。この大会の男子フリースタイルでは、2017年の中村倫也(61kg級)、2018年の長谷川敏裕(57kg級)と樋口黎(65kg級)に続く4人目のチャンピオン。

 日本は前日を含めて「金1・銅2」を獲得。メダルの数は前回(2019年)の4個には及ばなかったが、2018年大会以来の金メダルを獲得した。国別対抗得点は72点で8位。2階級優勝のジョージアが、4階級優勝のイランを押さえて優勝した。

 各選手の成績は下記の通り。


男子フリースタイル

 【86kg級】白井達也(日体大)   優勝=24選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[3-3]Trent Niemond HIDLAY(米国)

(以下、前日に実施)
準決勝 ○[4-3]Evsem SHVELIDZE(ジョージア)
3回戦 ○[3-1]Lars SCHAEFLE(ドイツ)
2回戦 ○[2-1]Emre CIFTCI(トルコ)
1回戦  BYE

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 【125kg級】出頭海(中大)   16位=16選手出場《トーナメント表》
敗復戦 ●[フォール、0:32=0-4]Anthony Lawrence CASSIOPPI(米国)

(以下、前日に実施)
1回戦 ●[Tフォール、2:43=0-10]Solomon MANASHVILI(ジョージア)

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 《国別対抗得点》
[1]ジョージア 141点、[2]イラン 134点、[3]米国 112点、[4]ウクライナ 104点、[5]トルコ 95点、[6]カザフスタン 92点、[7]アルメニア 85点、[8]日本 72点


《以下、前日に実施。最終順位を入れた成績》

 【61kg級】小川航大(自衛隊)   8位=20選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[4-11]Andrii DZHELEP(ウクライナ)
1回戦 ○[Tフォール、1:12=10-0]Adam Visrailovitch BIBOULATOV(フランス)

※敗者復活戦に回れず

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 【74kg級】深田雄智(早大)   13位=26選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[4-8]Hrayr ALIKHANYAN(アルメニア)
1回戦 ○[Tフォール、3:25=10-0]Szymon WOJTKOWSKI(ポーランド)

※敗者復活戦に回れず

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 【92kg級】阿部光(中大)   13位=19選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[2-9]Gkivi BLIATZE(ギリシャ)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず







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